第2回教室音読指導を究める会 参加レポート
第二回教室音読指導を究める会 in豊中
森田智宏
盛会の中終了した。
私自身、様々なセミナーに参加しているが、他のセミナーとの大きな違いが明確に存在する。
「温かさ」
である。
セミナーに行くと、どこか無機質でただただ知識を得て帰る。
進行も形式的であり、硬い。
そんな経験をたくさんしてきた。
教室音読指導を究める会はまったく違う。
音読指導ということで、
「みんなの前で、たくさん音読の練習をするのかな…」
「めっちゃ指導されるのかな…」
そんなことは全くない。
もちろん音読する場面はあるが、一人一人の読みを重要視してくれながらも、いかに高みを目指していくか。
ということが、講座の終わるころには明確になっている。
教員になってから、他の先生方の音読を聞く機会は皆無といってよい。
しかし、音読はどの教員も年間を通して必ず行うものである。
佐藤先生が示す「音読指導の10の原則」
これをマスターしている先生は、
子どもが先生の音読を聞きたくなるだろう。
ということは、日常の話も聞いてくれるようになる。
音読指導ができる教員は、聴く指導もできるようになっていくと感じた。
「音読指導10の原則」は、今後の講座でもずっと核となっていくであろう。
第1回から参加されていない先生方も、気兼ねなく参加できる。
そんな講座が、私にとっての
『教室音読指導を究める会』
である。
先日の第2回では、佐藤先生の講座の他に、大阪の廣瀬先生。福岡の本田先生の講座もあった。
音読の実践を集めた講座は他にはないのではないか。
音読の深さを身につけると共に、
音読を通した様々な実践を知ることができた。
えっ?参加しないの??
じゃあ、その枠は私がもらいます。
代わりに「音読指導力」を高めて帰ってきますね。
(森田智宏)
投稿: 佐藤 隆史