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日本キャリアデザイン学会 研究会(東京)【第52回 研究会】のお知らせ

2013年12月7日(土) 14:00~16:00
テーマ 「働きやすい職場の実現」を目指すワークルール教育

講 師 道幸 哲也(どうこう てつなり)氏
(放送大学教授、NPO法人・職場の権利教育ネットワーク代表、北海道大学名誉教授)
コメンテータ:山本圭子氏(法政大学講師)
講師略歴 【道幸哲也(どうこう てつなり)】
昭和22年、北海道生まれ。
現在、放送大学教授、北海道大学名誉教授。
昭和45年、北海道大学法学部卒。昭和47年、北海道大学大学院法学研究科修士課程修了。同大学助手、小樽商科大学商学部助教授、北海道大学大学法学部助教授、同教授を経て、平成23年より現職。
昭和57年より北海道地方労働委員会(平成16年以降は北海道労働委員会)公益委員。平成20年より同委員会会長。そのほか、北海道地方裁低賃金審議会会長などを務める。
平成18年から20年まで日本労働法学会代表理事。
平成19年、NPO法人・職場の権利教育ネットワークを設立し、代表理事。
主な著作に、『不当労働行為救済の法理論』(有斐閣)、『15歳のワークルール』、『ワークルールの基礎』、『労使関係における誠実と公正』、(旬報社)、『不当労働行為救済の法理論』、『職場における自立とプライヴァシー』(日本評論社)、『不当労働行為の行政救済法理』『労働組合の変貌と労使関係法』(信山社)、『ワークルール検定2013―職場で生かす労働法100問』(旬報社、共著)など多数。
趣 旨 企業間競争の激化と長引く不況の影響もあって、労働条件をめぐる紛争が増加し、労働相談件数も増えてきています。にもかかわらず、労働者にも使用者にもワークルール(労働法全般)の知識が欠如していて、職場でワークルールが無視される状況が広がっています。
知識が欠如している原因としては、ワークルールを知る機会がないことがあげられます。特に学校において適切な教育がなされていないことは決定的です。最近、キャリア教育がはやってますが、ワークルールについての教育はほとんど行われていません。また、職場でもワークルールについて話し合ったり、ルールの適用について相談する機会もあまりありません。
このような状況の中で、2007年11月に北海道でNPO法人・職場の権利教育ネットワークを発足させた道幸哲也・北海道大学名誉教授をお迎えして、その問題意識とNPO法人の具体的な活動などについてお話をいただきます。
学校や企業、労働組合などの現場で奮闘されている皆様との議論を通して、ワークルール教育の新たな試みについて考える機会としたいと思います。

【お話いただく内容】
・学校教育にワークルールを取り入れる意義
・社会に入ってからの職場のトラブル
・NPO法人を立ち上げた背景、問題意識と具体的な活動、課題、など
参加費 会員/無料、一般/3,000円(事前申込み制)
定 員 先着40名
会 場 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー25階
イノベーション・マネジメント研究センター セミナー室

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