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発達障害の正体って?:子どもと親へのかかわり方とお薬のはなし

開催日時 10:00
会費10,000円(税込)円
場所 神奈川県横浜市港南区上大岡西1-6-1  ウィリング横浜
主催神奈川LD協会

神奈川LD協会 夏のセミナー2014
メインテーマ
上を向いて笑おう 顔を上げて学ぼう
-発達障害のある子どもたちと特別支援教育・保育-
ごあいさつ
LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害[高機能自閉症・アスペルガー症候群])などの発達障害をはじめ、さまざまな課題をかかえる子どもたちの理解と支援について学びます。
この夏は、「上を向いて笑おう 顔を上げて学ぼう」をテーマに、発達障害のある子どものこころへの丁寧なかかわりと、子どもの学びを面白まじめに支えることについて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。そして、秋からの新学期に向けて、ワクワク・ドキドキするはじめの一歩になることを願っています。
神奈川LD協会の研修会は、今までも、そしてこれからも、“楽しくなければ、学べない。楽しくなければ、育たない。”にこだわった、じっくりと学ぶ研修プログラムです。この夏も、北は北海道、南は小笠原・九州・沖縄など国内はもとより、海外の日本人学校や現地補習校など多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
8月17日(日) セミナーコード401 / 研修室121-123(12階) 
発達障害の正体って?-子どもと親へのかかわり方と知っておきたいお薬のはなし-
10:00-11:15 講義1 「薬でも処方してもらったら?」の前に
11:30-12:45 講義2 薬物療法をささやかな精神療法にするには
13:45-15:00 講義3 それでも薬物療法が必要なとき
15:15-16:30 質疑  では実際はどうなのか?
Invited Speaker 広瀬宏之先生(横須賀市療育相談センター 所長・小児精神神経医)
広瀬先生からのメッセージ
 発達障害は薬では治りません。薬で解決できる事はわずかです。しかし、臨床場面で上手に薬を用いると、膠着していた状況が動き出す場合もあります。発達障害への関わりの中で、適切な薬物療法を併用することで、子どもたちの生活の質が向上し、 その子の発達が進んでいくことも事実です。ただ、「病院に行って薬でも処方してもらったら?」の前にすることがあります。
 それは、(1)子どものアセスメント、(2)子どもを取り巻く環境についてのアセスメントです。まず、子どもの発達障害について、同時に、子どもをとりまく環境について、アセスメントをします。問題は、(1)と(2)が渾然一体となって区分けがつかない場合が少なくないことです。ベースに発達障害があって、さらに、 虐待が日常茶飯事となっている家庭で育っている暴力的な子ども。発達段階に見合わない、不適切な教育環境に置かれている、落ち着きのない子ども。薬で“暴力”や“多動”を抑制する前に、授業が理解できているかどうかのアセスメントが必要です。誰でも、理解できないことを四六時中聞いていると、じっとしているのは困難ではないでしょうか。理想的に言えば、薬を検討するのは、その子に見合った適切な環境が用意され、それでもなお、解決困難な症状を呈している時です。でも、環境を打開する為に薬を使わざるを得ない場合もあります。
 このセミナーでは、薬物療法を通じて、発達障害のかかわり方について考えてみたいと思います。そして、一日の最後に、参加される皆さんと、「では実際はどうなのか?」、「どうしていけばいいのか?」について質疑応答形式で考えていきたいと思います。

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