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親と子どもの不安・攻撃性を解剖する

開催日時 10:00
会費10,000円(税込)円
場所 神奈川県横浜市港南区上大岡西1-6-1  ウィリング横浜
主催神奈川LD協会

神奈川LD協会 夏のセミナー2014
メインテーマ
上を向いて笑おう 顔を上げて学ぼう
-発達障害のある子どもたちと特別支援教育・保育-
ごあいさつ
LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害[高機能自閉症・アスペルガー症候群])などの発達障害をはじめ、さまざまな課題をかかえる子どもたちの理解と支援について学びます。
この夏は、「上を向いて笑おう 顔を上げて学ぼう」をテーマに、発達障害のある子どものこころへの丁寧なかかわりと、子どもの学びを面白まじめに支えることについて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。そして、秋からの新学期に向けて、ワクワク・ドキドキするはじめの一歩になることを願っています。
神奈川LD協会の研修会は、今までも、そしてこれからも、“楽しくなければ、学べない。楽しくなければ、育たない。”にこだわった、じっくりと学ぶ研修プログラムです。この夏も、北は北海道、南は小笠原・九州・沖縄など国内はもとより、海外の日本人学校や現地補習校など多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
8月18日(月) セミナーコード402 / 研修室121-123(12階)  ◎リクエストセミナー
親と子どもの不安・攻撃性を解剖する
10:00-11:15 講義1 不安と攻撃性の解剖と発生-どこで、どのようにつくられるか-
11:30-12:45 講義2 不安と攻撃性はなぜ変化するのか
13:45-15:00 演習  不安と攻撃性のなりたちを実感してみよう
15:15-16:30 講義3 不安と攻撃性に向き合うためには
Invited Speakers 成田奈緒子先生(文教大学教育学部特別支援教育専修 教授・小児専門医)
成田先生からのメッセージ
 皆さんが気付いておられる通り、今や大人も子どもも、日本人は全員重症の「不安症候群」に罹患しているようです。そして、その不安は、身近なところで小さなことに大きな不安を感じている方が多いように思えます。臨床をしていて特に感じるのは「みんなと違う自分の子」や「みんなと違う自分」に、必要以上に大きな不安を抱く親子の多さです。その結果、不安の裏返しとしての攻撃性を不適切な場面で出してしまう親や子どもも多く見られます。こういう親子に対応していくためには、「なぜ」、「何に対して」不安を感じ、「どうして」今不安や攻撃の症状を出しているかを冷静に見極めることが重要です。
 今年のセミナーは、そのための不安や攻撃性に関する知識を集大成して、基礎から一日で学んでしまおう、というものです。 講義ではまず、不安や攻撃性とは脳においていつ、どこで、どのように作られるものなのかを、胎児脳の発生と生後の発達から学びます。さらに、不安や攻撃性の個体差がみられたり、同じ個体でも時期によって、また環境によって変化するのはなぜなのか、考えてみたいと思います。
 午後は、実際に不安や攻撃性がどのような因子によって影響されて変化するのかを体感していただく演習の時間を設けます。そして最後に、最近小児にも多く処方される薬物の作用のメカニズムについても触れ、不安や攻撃性の高い親子に対する、適切な手立てについて考えていきたいと考えています。盛りだくさんな内容になりますが、どうぞよろしくお願いします。
◎リクエストセミナー: もう一度同じ講師で別のトピックを聞いてみたいという声の多かったセミナーです。

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