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WISC-Ⅳの結果を学校現場で活かす:検査結果の解釈と支援

開催日時 10:00
会費10,000円(税込)円
場所 神奈川県横浜市港南区上大岡西1-6-1  ウィリング横浜
主催神奈川LD協会

神奈川LD協会 夏のセミナー2014
メインテーマ
上を向いて笑おう 顔を上げて学ぼう
-発達障害のある子どもたちと特別支援教育・保育-
ごあいさつ
LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害[高機能自閉症・アスペルガー症候群])などの発達障害をはじめ、さまざまな課題をかかえる子どもたちの理解と支援について学びます。
この夏は、「上を向いて笑おう 顔を上げて学ぼう」をテーマに、発達障害のある子どものこころへの丁寧なかかわりと、子どもの学びを面白まじめに支えることについて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。そして、秋からの新学期に向けて、ワクワク・ドキドキするはじめの一歩になることを願っています。
神奈川LD協会の研修会は、今までも、そしてこれからも、“楽しくなければ、学べない。楽しくなければ、育たない。”にこだわった、じっくりと学ぶ研修プログラムです。この夏も、北は北海道、南は小笠原・九州・沖縄など国内はもとより、海外の日本人学校や現地補習校など多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
8月19日(火) セミナーコード403 / 研修室121-123(12階)
WISC-Ⅳの結果を学校現場で活かす-検査結果の解釈と支援-
10:00-11:15 講義1 (1)知能検査を活用するための基本姿勢
(2)全検査IQの解釈
11:30-12:45 講義2 (3)言語理解(VCI)の解釈
13:45-15:00 講義3 (4)知覚推理(PRI)の解釈
15:15-16:30 講義4 (5)ワーキングメモリー(WMI)の解釈
(6)処理速度(PSI)の解釈
Invited Speaker 大六一志先生(筑波大学人間系 教授)
大六先生からのメッセージ
 WISC-Ⅳは、学齢児(5~16歳)に使用される代表的な知能検査であり世界中で使われています。知的能力の個人内差(得意不得意)の特徴を把握できることから、知的障害、発達障害のアセスメントに広く活用されています。また、結果の解釈においては、全検査IQ(FSIQ)、および、言語理解(VCI)、知覚推理(PRI)、ワーキングメモリー(WMI)、処理速度(PSI)という4つの指標得点が中心になります。知能検査というと数値が注目されがちですが、実際には数値だけでは正しい解釈にたどりつけないことが多く、観察や背景情報も収集することが不可欠です。また、本来アセスメントというものは、問題(主訴)の原因および対応を明らかにするのが目的であり、WISC-Ⅳも例外ではありません。したがって、得点が高いとか低いとかいうことを報告したり、それを教科書通りの何パターンかの解釈に置き換えたりするだけでは、WISC-Ⅳを活用したとは言えないのです。WISC-Ⅳを活用するためには、得点が意味することを行動観察や背景情報に照らして正確に読み取るとともに、各種能力のメカニズムや、その日常生活との関係、多くの支援法や補償法を知っている必要があるのです。
 そこで、このセミナーでは、FSIQおよび指標得点を中心に、典型的な解釈とそのメカニズム、日常での現れ、支援法・補償法をパッケージ化してお伝えしようと考えています。

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