本当はあまり知られていないダウン症のはなし−ダウン症は「わかって」いない−終了

本当はあまり知られていないダウン症のはなし−ダウン症は「わかって」いない−の概要

開催日時
場所 神奈川県 
主催神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)

7月29日(火) セミナーコード201 / 研修室121−123(12階) ★アンコールセミナー

本当はあまり知られていないダウン症のはなし−ダウン症は「わかって」いない−

10:00-11:15 講義1 ダウン症−「知的障害」ではすまされないその「特性」−
11:30-12:45 講義2 ダウン症支援の課題−青年期から成人期を見通して−
13:45-15:00 講義3 ダウン症の家族支援
15:15-16:30 講義4 出生前診断をめぐって−近代科学と障害者観−

Invited Speaker 玉井邦夫先生(大正大学人間学部臨床心理学科教授・ダウン症協会代表理事)

玉井先生からのメッセージ

 昨夏末にダウン症を中心とした新しい出生前診断技術の登場が報道されました。その後、「ダウン症薬の治験開始」という報道もなされました。こうした一連の「ダウン症」報道の一端を見聞きされた方も多いと思います。当事者にとって騒動としか言いようのないこの事態に対処する中で、ダウン症がいかに知られていないかということを痛感させられました。そして、それは決して一般市民の問題ではなく、実は支援者と呼ばれる方たちでも同様の実態があるのではないかとも思わされました。

 ダウン症は、その数の多さもあって、早くから早期療育が唱えられ、あたかも解明されたかのような印象を持たれています。しかし、この10年ほどの間に、成人期を中心にしてあらためて「ダウン症は難しい」という声が現場から聞かれるようになってきました。ダウン症はどうしても「知的障害」という括りで語られてしまいますが、支援の実態を細かく検討していくと、決してそうではないことに気づきます。このセミナーでは、ダウン症についてさまざまな角度から見直す機会を提供したいと考えています。そのため、ダウン症を「知的障害」という括りから解き放って、生涯発達の視点からさまざまな支援の糸口を検討します。また、常にダウン症が出生前診断の対象として取りざたされる背景に何があるのかについても私見を述べたいと思います。

 LD協会のアンコールセミナーとしてはテーマが異質と思われるかもしれませんが、ダウン症ほどよく知られた状態についてすら今も多くの誤解に囲まれているという発見を通じて、「発達障害」についても思いをはせていただきたいと思います。折しも、障害者自立支援法が総合支援法に変わり、「障害程度区分」から「支援区分」へとサービス受給判定のあり方も変わろうとしています。旧「三障害」体系に基づく発想から転換していくという意味でも、「ダウン症はわかっていない」ということを、多くの皆さんにわかっていただく時間にしたいと思います。

★アンコールセミナー: 過去のセミナーの中でもう一度聞きたいというリクエストの多かったセミナーです。

申込み方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/‾kanald/

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