開催日時 | 14:00 |
定員 | 20名 |
会費 | 0円 |
場所 | 兵庫県三田市武庫が丘7-3-1 フラワ-タウン市民センタ- |
主催 | さんだ社会科教育研究会 |
三田市外からの参加も歓迎します。小・中学校に限らず、高等学校の先生方もふるって参加してください。近現代史、とりわけ、太平洋戦争史の理解を深めて、授業力向上に役立てれば、幸いです。
《 社会科研究会のご案内 》
各先生方におかれましては、毎日の教育活動への取り組み、お疲れさまです。
本年8月、第二回の研究会を開催しました。太平洋戦争の開戦に至る、日米の外交交渉を中心に学習しました。日本の外務省の苦悩とアメリカの国務省の思惑について議論し、その認識が深まったかと思います。開戦直前まで交渉を続け、日米両国とも戦争を避けるための努力を続けていた。交渉決裂にいたる経過と背景について理解が深まったと思います。
前回より、「太平洋戦争」をテ-マの一つとして取り上げています。最近では、日本政府をはじめ学校の外部からも「近現代史教育の見直し」が指摘されています。ご承知のように、近現代史教育のなかで、『「太平洋戦争」をどう教えるか』は、最も重要なテ-マになってきております。
今回は、太平洋戦争開戦までの経緯なか、日本の軍部を取り上げます。太平洋戦争の歴史を学ぶとき、「軍部が国民をだまして、悲惨な戦争に引きずり込んだ。」で片付けていいでしょうか。日本の軍部といっても、陸軍と海軍があり、陸海軍省、陸軍参謀本部、海軍軍令部など様々な組織と厖大な人員から構成されていました。皆が皆、積極的に戦争すすめたとは思えません。とくに、日本の軍部について、開戦にいたるまでの動きと役割を学習し、「軍部側として、戦争を止める可能性はなかったのか」、議論を深めたいと思います。
また、他のテ-マも参加者の問題意識や興味・関心にそって取りあげます。各先生方の課題、問題意識、疑問などを持ち寄ってください。社会科に関係するものであれば、何でも結構です。テ-マの一つは近現代の歴史ですので、興味・関心のある、社会科以外の先生方もいらっしゃるかと思います。前回、中学校理科の先生も参加されました。歴史に興味・関心のある社会科以外の先生方もお誘いのうえ、お集まりください。
この研究会は、授業研究というより、歴史、政治、経済など社会科全般の知識・理解、考え方を切磋琢磨できる研究会と位置づけております。
また、堅苦しい研究会ではなく、気軽に、参加し疑問や意見を出しあえる雰囲気を大切にします。各人各様の気持で参加してさい。多くの小学校・中学校・高等学校の先生方の参加を期待します。
第三回 さんだ社会科教育研究会
日 程: 平成26年12月26日(金) 午後2時00分~4時00分
場 所: フラワ-タウン市民センタ- ミ-ティングル-ム
三田市武庫が丘7-3-1 ℡ 079-562-5555
後 援: 三田市教育委員会
内 容:
1.近現代史について 『太平洋戦争は、なぜ止められなかったか。』(第2回)
~軍部の動きと役割~
*日米戦争は、軍部だけの責任であるか。
参考:波多野澄雄『幕僚たちの真珠湾』朝日選書
*日本の軍部とは、どんな組織か。何が、問題であったのか。どれくらい
の影響力をもっていたのか。
2.その他
*なお、本研究会は、文科省小中学校学習指導要領を遵守し、政治
や思想などにつき、公平中立の立場を基本とします。教育的に、客
観的・普遍的な姿勢を重視します。
連絡先: 〒669-1546 三田市弥生が丘4-4-6 益子 酵三
℡ 079-562-6995
Eメ-ル sanda.2011.masuko@gmail.com