伊藤若冲の諸作品と仏教の「本覚思想」の主張

■イベント概要
海外ユニットとしてプリンストン大学から来日中の清水義明教授によるレクチャーが開催されます。清水教授のレクチャーは2月7日（土）にも開催されます。

タイトル：伊藤若冲の諸作品と仏教の「本覚思想」の主張

日程：2015年3月7日（土）
　　　13:30 会場　14:00 講演会　15:45-16:30 懇親会（質疑応答）

会場：京都工芸繊維大学60周年記念館1F記念ホール（入場無料）

要旨：
江戸時代の中期に京都で活躍した画家伊藤若冲（1716-1800）の諸作品の底辺にある精神的内容を各種イメージに持たせているのは何か、という問題を、日本仏教の立場、とくに天台宗の「本覚論」の主張を参考に、諸作品を通じて吟味する。

講師：清水義明（プリンストン大学名誉教授）　
成蹊高校よりアメリカ合衆国セントポールズ校へ留学。同校卒業後、ハーヴァード大学、カンザス大学大学院、プリンストン大学大学院などを経て、プリンストン大学フレデリック=マーカンド教授(美術・考古学)。東洋美術に関する著作・論文多数執筆。現在同名誉教授。2013年アメリカ学士院会員。2014年ゲッティ研究所招聘教授。オレゴン州在住。
＊講演は日本語にて行われます。

■備考