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平成27年度フォローアップ研修会(市川)

統合失調症を中心とする精神障害に関する家族心理教育は、病気・障害をもつひと本人の予後を改善し、家族の負担感を軽減する効果があることが実証されており、科学的根拠に基づく実践(Evidence-based practice; EBP)の一つに位置づけられています。しかし、日本ではこの有用なプログラムが十分に普及しているとは言い難く、ニーズのある人が支援を受けられていない現状があります。
 そこで、日本心理教育・家族教室ネットワークでは、家族心理教育を効果的に実施できる人材を幅広く育成することを目的として、研修の内容や方法についての一定の指針を定めた「標準版家族心理教育研修会」を実施する体制を整えています。日本において有効性が明らかにされている“国府台モデル”の複合家族グループ心理教育を中心に、心理教育実践の基礎的な知識とスキルを学ぶための研修会です。
本研修会は、この研修会に参加された方を対象に、さらに実践を深めることを目的として企画されています。心理教育に携わるスタッフとしての姿勢について復習し、国府台モデルを活用した「グループワーク」を、より実践力をつけることを目標にしています。1にちという短期間で有意義な学びの場としたいと思いますので、ぜひご参加ください。

日時 2015年12月13日(日) 11時~17時

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