開催日時 | 13:15 〜 17:30 |
定員 | なし名 |
会費 | 500(茶話会参加費は無料。学会会員はすべて無料)円 |
場所 | 北海道東区北12条東7丁目1番15号(地下鉄東豊線「東区役所前駅」4番出口直結) セレスタ札幌2階(札幌大谷大学サテライトキャンパス) |
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気になるリストに追加雪まつりの次は冬季アジア札幌大会と、札幌は熱い行事が続きますが、もう一つのインターナショナルな行事をお忘れでは?
そうです。海外で行われている日本人のための教育と日本の英語教育をテーマにして、海外で教えた者、学んだ者、その両方の目で、これからのグローバル人材教育へのヒントを探る実用英語教育学会第6回研究大会です。
教える者の集まりは多いので、教師の話はよく聞きます。しかし、海外で教えた教師が語るだけでなく、海外で学んだ学生が語るのを聞ける機会はそう多くはありません。ぜひこの機会をお見逃しなく。
この研究大会の何がそんなにインターナショナルで、熱いのか、どうか添付のご案内をお読みください。きっと、2月18日土曜日の午後のひと時が、翌日開会式を迎える冬季アジア札幌大会のすばらしいプレリュードとなるはずです。
海外での日本人教育と日本での英語教育の接点なんてどこにあるのかと興味津々の皆さんを、地下鉄東豊線東区役所前でお待ちしております。
【以下(↓)詳細情報です。特に講演者、発表者、フォーラムパネリストのの紹介をよくお読みください。】
申込⇒http://spelt.main.jp/information_kenkyutaikai_2017.html
実用英語教育学会事務局
info@spelt.main.jp
http://spelt.main.jp/
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実用英語教育学会第6回研究大会のご案内
ビジョン5-16: 日本のグローバル化と英語教育の接点を探る
― 低年齢化するこれからの英語教育への指針 ―
海外で行われている日本人のための教育がテーマです。海外で教えた者、学んだ者、その両方の目で、これからのグローバル人材教育へのヒントを探ります。
日時: 2017年2月18日(土)午後1:00~午後5:30
12:30~ 受付 5:30~6:30 茶話会(無料)
場所: 札幌大谷大学セレスタ札幌キャンパス講義室
札幌市東区北12条東7丁目1番15号
札幌市地下鉄東豊線「東区役所前駅」4番出口直結
セレスタ札幌2階(事務室): 011-792-0263
参加費: SPELT会員 無料(非会員は500円)
大会プログラム
12:30~ 受付
13:00~13:15 総会
13:15~14:45 研究発表
1. 竹内典彦(北海道情報大学)
「グローバル人材と日本人の英語力―諸外国との比較―」
2. 原田 晋(北海道札幌東稜高等学校)
「インドネシアの文化・教育と英語教育」
3. 山崎秀樹(北海道千歳高等学校)
「早期英語教育におけるALTがカリキュラムに与える影響―幼稚園の導入ケースから」
14:50~16:10 講演 猪股俊哉先生(厚真町立厚真中央小学校)
「海外における日本人教育とグローバル社会―ドバイとマニラで見たことばと文化のタペストリー」(仮題)(70分講演、10分質疑応答)
16:10~16:20 休憩
16:20~17:20 実用英語教育フォーラム 司会: 釣晴彦氏(札幌学院大学)
「日本のグローバル化と英語教育の接点を探る―低年齢化するこれからの英語教育への指針」
パネリスト: 猪股俊哉氏(ドバイ、マニラの日本人学校での教育経験者として)
原田晋氏(インドネシアの日本人学校での教育経験者として)
渡部淳氏(イギリス・ドイツでの経験を国際政治・経済学者の視点から)
平塚隆寛(北海道大学薬学部生。ドイツミュンヘンインターナショナル校の卒業生として海外での教育を受けた者の経験と視点から)
17:30 閉会
17:30~18:30 茶話会 参加料無料、於:会場
19:00 懇親会 大学近辺の別会場・詳細は当日会場で
講演概要:
海外で学習する児童生徒は8万人近くいます。学習環境としては、日本語で授業を行う日本人学校や補習授業校、英語で授業をするインターナショナル校、現地の言語で授業を行う現地校があります。しかし、日本国内とは異なる生活環境、言語環境、学習環境の中で、日本の義務教育の学習を継続し、英語もしくは現地語を理解し、異文化を受け入れ、日本人としてのアイデンティティを身につけていくことは容易なことではありません。アラブ首長国連邦のドバイ日本人学校とフィリピンのマニラ日本人学校での経験を通して見えてくることばと文化の問題を出発点にして、これからの英語教育を考えていきます。
講演者プロフィール
【猪股 俊哉 氏】
北海道出身。現在、厚真町立厚真中央小学校勤務。2001年4月から2005年3月までの4年間、在外教育施設アラブ首長国連邦ドバイ日本人学校に4年間勤務した。帰国後はドバイ日本人学校の経験を「素顔のイスラーム」と題して、日本ではよく知られていないイスラム社会や文化、宗教について、全国各地の小中高等学校で、道徳や国際理解の出前授業を行った。また英語検定協会の派遣講師として、「異文化理解」「学級経営を基盤とした英語指導」についての講演も行っている。2012年3月から2015年3月まで、フィリピンマニラ日本人学校に勤務する。帰国後は、近くて遠いアジアの国フィリピンについての授業や講話を行っている。現在は、文部科学省の教育課程特例校の指定を受けている厚真町で、英語教育推進委員として、小学校1年生からの英語教育に取り組んでいる。また、胆振管内の中学校の英語教員で作る胆振英語教育研究協議会(胆英研(たんえいけん))の副会長として、英語研究大会、英語講演会、学習会などを企画し、英語教員の育成に努めている。また、中学生英語暗唱大会、小学生英語発表会などをとおして、小中学生の英語力向上に努めている。
発表者・フォーラムパネリストのプロフィール
【竹内 典彦 氏】
専門は英語教育。北海道教育大学旭川分校在学中に国費派遣留学生として米国南イリノイ大学に1年間留学。以来、教育者・研究者として話す力の大切さを一貫して追求してきた。大学卒業後高等学校教員となってからは、野球やバレーの指導者として優れた業績を上げる一方で、パブリックスピーキングの指導に力を注ぎ、全道の英語弁論大会などで活躍する優秀な生徒を輩出した。道教委派遣として筑波英語講習会や英国ベルスクール、エセックス大学での研修に参加したのち、同じく道教委派遣で筑波大学大学院英語教育専攻コース修士課程へ。修了後は英語検定第1回研究部門、第13回調査部門で入選するなど研究者としての道を進み、北海道札幌稲西高校を経て北海道情報大学(以下HIU)助教授、准教授、現在教授。学会活動として、北海道英語教育学会事務局長、会長、全国英語教育学会理事を歴任。ジョイアカデミー主催英語教育研究会、AEEN(旭川小学校英語教育研究会)、JICA帯広などで講師を務めながら、北海道英語教育学会スピーキングSIG、e-Learning SIG メンバーとして各種学会で研究発表を行ってきた。2012年にはTEDxSapporoスピーカーとしてコミュニケーションの大切さについて語り、以降、TEDxHIUの学生主催を指導している。2013年からは、同年に発足したグローバル人材育成教育学会副会長。同学会北海道支部長。2017年9月9日、10日に北海道情報大学にて開催予定の同学会第5回全国大会実行委員長。
【原田 晋 氏】
大阪外国語大学外国語学部インドネシア語学科卒業。インドネシア、ジャワ島、ジョグジャカルタのタマンシスワ学校にて研修。北海道札幌東商業高等学校、北海道上士幌高等学校、北海道室蘭清水丘高等学校、北海道苫小牧南高等学校、北海道札幌東稜高等学校、現在に至る。実用英語学会(SPELT)会員。授業で「実用英語」を担当し、実用英語学会で学んだことを授業で活用している。
2006年、フルブライトプログラム(中等教育)で、米国アマースト大学にて研修。2010年、北海道・アルバータ英語教育プログラム(アルバータ州立大学)に参加。インドネシアに家族や友人と訪れ、インドネシアの人々との交流を続けている。
【山崎 秀樹 氏】
1998年小樽商科大学商学部卒業。1998年北海道札幌拓北高等学校勤務。2002年文部科学省REXプログラムにより米国Boston Snowden International School勤務。2004年 北海道札幌拓北高等学校。2005年 北海道清里高等学校。、北海道・アルバータ英語教育プログラム(HTEP:アルバータ州立大学)北海道高等学校英語研究会セミナー講師(継続中)。2010年 北海道千歳高等学校、現在に至る。現在、同校国際教養科学科長および国際交流担当として、英語教育と国際理解教育をベースにした魅力ある学科づくりを目指している。ALTとの協働の推進、JICAなど外部機関との連携、生徒によるオーストラリアの高校生とのテレビ会議システムの導入、を英語教育とリンクさせて実践している。近年は、同学科の専門科目にて、プロジェクトベースドラーニング(PBL)を応用した「千歳バーガープロジェクト」として、生徒がご当地グルメの取材を行い、SNS上で英語や中国語、韓国語を使用してプロモーションを行うなど、千歳地域の観光資源を英語で発信してもらうプロジェクトを進めている。また、夫人がニュージーランド出身のALTとして恵庭市内の幼稚園に勤務していることから、仕事と育児の傍ら、1男1女のバイリンガルの発達過程とともに、同幼稚園における早期英語教育とその導入・運営について大学院で研究している。 第27回英検研究助成 Eiken bulletin=「英検」 研究助成報告「テレビ会議システムを使用した異文化間プレゼンテーション能力の向上のための指導: オーストラリアの高校生とのテレビ会議授業を通して」
【渡部 淳 氏】
北海道伊達市出身。中央大学総合政策学部卒業。1999年英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科を修了後、2000年からドイツデュースブルグ大学東アジア研究所客員研究員、2002年から北海道大学大学院国際広報メディア研究科助手として勤務。2008年より現職。中央大学政策文化総合研究所客員研究員なども務め、米国国務省国際人材交流プログラムIVPの卒業生でもある。専門分野は、政治学、国際関係論、国際政治経済学で、リスク社会学の視点から、日本の民主主義におけるメディアと市民社会の新しい役割について研究を行う。社会科学の専門知識やe-learningを活用した英語教育にも取り組む。専門地域は現代日本と東アジアで、英国テレグラフ紙、ドイツ国際放送、香港サウスチャイナモーニングポスト紙など海外メディアでコメントするかたわら、恵庭地域FM e-niwaでニュース解説を行う。現在、北海道文教大学准教授。
【平塚 隆寛 氏】
ドイツのミュンヘン・インターナショナル・スクールを卒業し、帰国子女枠で、北海道大学薬学部に入学。現在同学部3年生。現在は、大学での専門の勉強の傍ら、齊藤賢人氏の「海外駐在員専門コンサルタント」の教師として帰国子女枠中学・高校入試、帰国子女枠編入試験合格を目標にする他の帰国子女の進学指導に従事している。
大会の趣旨・ねらい
日本の《グローバル化》を進めるために英語教育の低年齢化が推進されています。 2020年からは、現在は小学5年生から始まる「外国語(英語)活動」が小学3年生 から始まるようになり、現在は中学1年生から始まる「英語」という科目が小学 5年生から始まるようになります。
グローバル化=英語化 という等式が成り立つわけではないということは言うまでもありません。 しかし、英語教育は一体《グローバル化》とどのように関わっているのでしょうか。 これからの「グローバル社会」の中で英語教育の占める位置とは?また、そのような社会で 求められる《実用英語》とは?英語を教える際に、こうした疑問について答を持っておくことは重要です。
実用英語教育学会は、小中高大とその前後に連なる生涯学習・生涯教育としての英語学習・英語教育 における教員の連携をミッション(社会的使命)として活動を続けています。これからの連携をより 意味のあるものにしていくためにも、日本がかかえる《グローバル化》という大きな課題の中で、 小中高大と連続して英語を学び、教えることの意義は何なのかということについて共に考え、認識を 共有するということは大変重要な作業だと考え、このテーマに取り組むこととしました。
参加のお申し込み⇒ 申込専用フォームから今すぐ申込む
当日の配布物を無駄なく準備するため,また,茶話会参加者の人数 等の把握のため、事前の参加申込をお願いいたします。お申込は, 上記専用フォームよりお願いいたします。
なお、お問合せはこちらまで⇒info@spelt.main.jp
会場までのアクセス
会場には駐車場の用意がございません。公共交通機関をご利用ください。
●札幌市営地下鉄 東豊線
「東区役所前」駅 4番出口から直結
●中央バス
東17 北光線「東区役所前」下車 徒歩1分
会場付近の詳細は、札幌大谷大学HPをご覧ください。 http://www.sapporo-otani.ac.jp/map/
お問い合わせは info@spelt.main.jp まで。
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