開催日時 | 10:00 〜 16:30 |
定員 | 9名 |
会費 | 6000円 |
場所 | 茨城県つくば市研究学園4丁目 Atelier como |
解決志向アプローチとは
解決志向アプローチとは、問題や原因にこだわらず、良い方向(解決)へ進んでいくことについて焦点をあてているカウンセリングのアプローチ(方法論)です。ブリーフセラピー(短期療法)の一種で、「ミラクルクエスチョン」や「スケーリングクエスチョン」など、特徴的な質問方法を活用します。そして、クライエント自身が既に持っていた、より良い方向(解決)を明らかにして、クライエントとカウンセラーがそれを共有していくことを大切にします。
このアプローチでは、カウンセラーとクライエントが協力して「解決」のイメージを明確にして共有していきます。ある意味、「解決」は「解決する」ものではなく、「やってくる」ものなのです。しかも、「いつの間にか解決がやってきた」「もう既に解決が訪れていた」というように体験されていくことも多いようです。また、このアプローチでは、多彩な質問技法を駆使してクライエントと対話していきます。しかし、それは本質的な特徴ではありません。解決志向アプローチの最も本質的な特徴は、クライエント自身が既に持っている力(リソース)を深く信頼する姿勢です。
講座のねらい
解決志向アプローチでは、問題を探すことや問題を理解することに時間を費やすことをしません。リソースを探し、より良い状態を共有することに時間を使っていきます。そういった解決志向アプローチの考え方を理解していただくために、概論的な講義を行うことが今回の講座の第一の中身です。しかし、それだけでは解決志向アプローチを使えるようになりません。実際に使ってみる時間をとり、ロールプレイ実習を行っていきます。講義と実習の両面から講座を行います。
第1回目(7月9日)では、「解決像」と「スケーリングクエスチョン」についての講座を行いました。今回(第2回目)では、「関係性のアセスメント」「リソース」「コンプリメント」について講座を行います。
今回の内容は、第1回目に参加していなくても理解いただける内容です。また、今までは今回の内容を初回に実施していました。そのため、7月実施の「その1」に参加していない方も大歓迎です。
心理教育支援室リソースポート 半田一郎
(学校心理士スーパーバイザー、臨床心理士)
研修講座の概要
概要 講義と実習
対象 教育、福祉、心理の現場で働いている方、大学生・大学院生
開催日時
2017年10月29日(日) 10:00~16:30
※2月に第3回目を予定しています
※第1回目(7月9日実施)に参加していない方でも参加できます。
学校心理士の資格更新ポイント
B1の1ポイントとなります。
※ポイント取得の場合、1日(5時間)の参加でポイントを取得できます。
遅刻早退は認められませんので、ご注意下さい。
当日の流れ
午前中に講義をします。その講義を受けて、午後からロールプレイ形式の実習を行います。実習では、3~4人のグループになって、解決志向アプローチ特有の質問技法などから2つの技法を選んで実習をしていきます
昼食休憩は12:00~13:30の約一時間半を予定しています。
お申し込みは、以下のページからどうぞ。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01mpmfz02sy1.html
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