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ドキュメンタリー映画『風は生きよという』豊田上映会

開催日時 09:45 19:45
場所 愛知県豊田市錦町1丁目1番地1  豊田市福祉センター
ドキュメンタリー映画『風は生きよという』豊田上映会

【事前に観覧予約をお願いします。^ ^(3回上映につき希望観覧時間をご指定ください。)】

命に"優劣"をつけがちな社会を変える。

"ただ生きている"人間に価値を見出せない社会を変える。

"生きにくさ"をなくす。

爽やかにサバサバと、やりたいことをやるために、自らの命をボーボーと燃やしている人と出会いました。^ ^

〜上映会のご案内 〜
2017年12月23日(土・祝)愛知県豊田市
【『風は生きよという』豊田上映会】

■上映日:2017年12月23日(土・祝)
■上映開始時間:10:30-/14:15-/18:15-
(開場は9:45)
■映画の長さ:81分(1時間21分)
■情報保証:バリアフリー字幕つき
■会場:豊田市福祉センター(4階 41会議室)
■会場住所:豊田市錦町1丁目1番地1
*豊田市福祉センター利用の手引き(建物内の案内図あり)
http://toyota-shakyo.jp/pdf/110831fukushicentertebiki.pdf
*地図と公共交通機関利用案内
http://toyota-shakyo.jp/access/
*駐車場案内
http://toyota-shakyo.jp/wp-content/uploads/2014/07/parkingmap.pdf

■観覧料:1,000円
*0歳〜小学生・中学生・高校生は無料です。
*障害者手帳をお持ちの方は半額割引いたします。介助者の方も1名様まで半額割引いたします。
■書籍等の販売:映画に登場する海老原宏美さんの著書と映画のパンフレットを販売する予定です。
*詳細後述
■フライヤー等の設置:映画を観にいらしたみなさんにお知らせしたい催しや活動のチラシを置けるコーナーを設けます。
■映画公式ホームページ
http://kazewaikiyotoiu.jp
■予告編
https://youtu.be/6lpShtJQdqo
■主催:ひゃくようばこ
■観覧のお申し込み・お問い合わせ
メッセンジャーまたは
E-mail:kodomosentiments★gmail.com
* ★を@マークに変えて送信してください。

観覧お申し込みの場合は、お名前・観覧希望時間(10:30-/14:15-/18:15- のいずれか)・観覧人数(無料・割引対象の方が含まれる場合はその人数も)を教えて下さい。

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宍戸大裕さん監督作品『風は生きよという』に登場する海老原宏美さんは脊髄性筋萎縮症2型(SMA type2)の身でありながら複数の介護者の力を活用するスタイルで我が家で独立して暮らすのみならず、CIL(Center for Independent Living:障害者自立生活センター)で働いています。

ある自主上映会のトークコーナーで海老原さんは、さらりと言葉に迷うことなく、リラックスした話しっぷりで僕らに向けて

「映画公開後、それ以前の暮らしの5倍ぐらい忙しくなり、忙しくなった分だけわたしの身体は重度化してしてる。」

と軽やかに笑いながらおっしゃいました。

僕らは彼女のその飄々としてウィットに富んだ喋りっぷりに可笑しくなり、ついつい口を開けて笑うのですが、あっ、もしかして不謹慎なのか?と自制心が働きそうになります。

海老原さんはおっしゃいました。
わたしはいつも一緒。
わたしは変化しない。
わたしはオープン。

そっか。

彼女は笑ってる。
笑ってくれている。
ならば僕らも笑えば良いよね。

映画は彼女たちの日常を映します。

普通の、日常。
ありふれた、日常。

映画を見進めるうちに、次第にそんな風に思えてきます。

普通すぎて、当たり前すぎて、肩に力を入れて席に着いた僕らは、まさに肩透かしを食らったような感じがするのです。

それは僕らの目が見えていなかったものを、映画の形でスクリーンを通じて見せてもらったから。

「人工呼吸器、経管栄養。
ネガティヴなイメージがあります。
わたしはそのイメージを変えていきたいです。」

「わたしは、重度訪問介護というサーヴィスを1ヶ月に605時間、15人の介助者(アテンダント)を使っています。
税金の無駄遣いでなく、たくさんの雇用を生み出していると考えています。
税金はわたしがもらうのではなく、介助者を派遣する会社に入り、介助者に入るのだから。
生きているだけで、周りに雇用を生み出していると考えています。」

「わたしは自らポスティングします。自ら私の介助者を探します。」

「死の尊厳、死の尊厳・・・。じゃあ生の尊厳は?」

「動けるうちにやりたいことをやりたいと無理をして、早めにダメにした機能はたくさんあります。
不便になるけれど、誰かが手伝ってくれるから全然気にしないですね。」

ぼくはそんな海老原さんやお仲間が好きになりました。

それが、ぼくも近々上映会を開催しよう、と思ったきっかけです。

《登場人物の一人:海老原宏美さんのプロフィール》(公式HPより)
1977年神奈川県出身。生後1年半で脊髄性筋萎縮症と確定診断を受ける。小学校から大学まで地域の学校に進学し2001年の韓国縦断野宿旅で障害が重度化、02年より人工呼吸器を使いはじめる。01年より東京都東大和市で自立生活を開始。自立生活センター東大和で障害者の地域生活に関わる権利擁護・相談支援活動等をはじめる。09年人工呼吸器ユーザーの地域生活支援のために仲間と「呼ネット」を設立。

《海老原さんのメディア等での発言》
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3500/233789.html

http://k-son.net/wp-content/uploads/2017/04/sska121_010.pdf

https://fectokorozawa.jimdo.com/活動報告/みんなの学校/みんなの学校概要/

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170803-00010000-tsukuru-soci

《宍戸大裕監督インタビュー記事》
http://www.webdice.jp/dice/detail/5183/

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【ひゃくようばこ書房について】

"ひゃくようばこ書房"がオープンします。

○海老原宏美さんの著書
『まぁ、空気でも吸って-人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの』(現代書館 2015/9/4発売)
と映画のパンフレットを販売します。

○森のようちえん てんとうむし
https://m.facebook.com/tentoumushi344/?locale2=ja_JP
で保育士をされている有馬直美さんによる"ひゃくようばこ選書"コーナーを設けます。

○アクティブ・ペアレンティング・ジャパン公認トレーナー、ファミリー・カウンセラーである鈴木佳代さん
http://pokapoka40.boo-log.com
をリーディングガイドに迎えて毎月開催している"ひゃくようばこ読書会『ほんからまなぶこどものけんり』"で用いているおすすめの本を、書房内で展示します。

*ひゃくようばこ選書等の写真が見られる記事
http://hyakuyobako.boo-log.com/e415625.html

*ひゃくようばこ読書会に関する記事
http://hyakuyobako.boo-log.com/e417465.html

*上映会を開催するに至ったきっかけ
http://hyakuyobako.boo-log.com/e418239.html

*ひゃくようばこ活動実績
http://hyakuyobako.boo-log.com/e424963.html

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