開催日時 | 12:45 〜 15:30 |
会費 | 3000円 |
懇親会の会費 | 3500円 |
場所 | 北海道名寄市 名寄市立名寄東中学校 |
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気になるリストに追加【研修講座の内容紹介】
Ⅰ.「小学校プログラミング教材の比較体験(IchigoJam,micro:bit)」
◆講師 北見市立北小学校 井川 大介 氏
小学校では次期「学習指導要領」において論理的に考える力を身につけさせるプログラミング的思考を育む授業をどのようにしたらよいかを悩まれていることと思います.コンピュータを利用しないで行う教育方法や,ロボットやアプリケーションソフトウェアを活用した授業を構想している先生方も多いことでしょう.他方,電子部品や材料の調達が困難なへき地校での教育条件整備への悩みや,そもそも情報工学を履修したことのない小学校の教員にとっての教材研究は大きな悩みとなっていることも想定されます.授業にどのような教材を選定するかが教師の大きな不安の一つといえるでしょう.
本講座では,使い方や授業展開などについて書籍が多く出回っている小学校ですぐに使えるプログラミング教材(IchigoJam,micro:bitの2つ)を実際に体験します.IchigoJamは,部品を取り付けてプログラムもアルファベット大文字だけという子ども向けパソコンともいわれ,子ども向けプログラミング教室でよく目にするものです,一部はんだ付けをして組み立てて,動作体験を行いたいと思います.micro:bitは,イギリスで11・12歳の100万人のすべての児童に無償で配布されている教育用マイコンボードです.
実際に,IchigoJamとmicro:bitの比較体験を行うことを通して,教育条件整備とどうすりあわせながら,どのようなプログラミング的思考を育てていくべきなのかを参加者のみなさんと話し合い,授業で使う場合の留意点を考えていきたいと思います.
教材の実物を見たことのない方にとっておすすめの講座です.
Ⅱ.「中学校技術科でのArduinoを用いた計測・制御学習の体験」
◆講師 名寄市立名寄東中学校 石川聖剛 氏
「新学習指導要領」において,小学校においてもプログラミング教育がスタートすることが決定しました.現在,多くの中学校で採用されているヴィジュアルプログラミングのような,プログラミングの入り口の学習は,今後小学校で扱われるようになると考えられています.では,中学校におけるプログラミング教育では何を教えていけば良いかと私自身も悩んでいるところです.
技術科は生産技術の基本を教える教科であるという根幹は変わりませんから,プログラミングを「プログラミングの仕方」を教えるのではなく,プログラムがどのように生産技術と関わっているのかということを教える教材を考えています.
そこで本講座では,Arduinoを用いた自動水やり器で計測,制御について学びながら栽培学習とのコラボができる教材をご紹介したいと思います.初めてArduinoを触るという方にもどのようなものなのかという簡単な説明から始めたいと思いますので,お気軽に参加いただきたいと思います.プログラミング教育の今後の展望を共に語りたい方,Arduinoに興味のある方にとっておすすめの講座です.
【地域の技術見学会】
『なよろ市立天文台きたすばる』と,『北海道大学大学院理学研究院附属天文台』の見学を予定しております.
予定している内容は、以下の通りです。
1 プロジェクション技術に関する話題
2 北海道大学による遠隔天文台の技術的な問題点
3 観測者にとって必要な工学設計と機械設計の基礎知識
4 大学間連携による観測技術について
5 広帯域ネットワークによる天文現象のインターネット中継を可能にした開発体験談
など
【日程】
7/26(木曜日)12:45~13:30受付後・開会式、翌7/27(金曜日)の2日日程で開催
内容は
◆実技研修講座Ⅰ 小学校プログラミング教材の比較体験(IchigoJam,micro:bit) 26日13:30~16:30
◆座談会(技術教育の現状と教材づくりについて)は、27日17:00~名寄市内で行います。
◆実技研修講座Ⅱ 技術科でのArduinoを用いた計測・制御学習の体験 27日9:00~11:30
◆実践交流 参加者の明日の授業づくりに役立つ具体的な実践の紹介など 27日11:30~12:00
◆地域の技術見学会 なよろ市立天文台きたすばると北海道大学大学院理学研究院附属天文台にて『宇宙工学』『光学』に関する見学と説明などを行います。 27日13:30~15:30(15:45閉会予定)
・研修の一部参加でも参加会費は同一金額です、
・夕食座談会の会費として3,500円程度かかります.
◇それぞれ当日お支払いいただきます.
その他
⑴ 可能ならば,年間指導計画,授業で使用したプリントや資料,授業や実習で使用しているキット教材・教材・教具,テスト問題など,実践交流の参考となる資料を,お持ちください.(資料は15部ご用意下さい)
⑵ 製作した教材・教具などは,お持ち帰りいただけます. ⑶ 製作したものの他にも,参考教材・資料をお配りする予定です. ⑷ 実習に適した服装でご参加下さい.
⑸ 宿泊については,事務局と現地実行委員で対応します.1泊朝食付きで5,500円程度の旅館に宿泊を予定しています.
詳細のお問い合わせは、技術教育研究会北海道支部まで
http://gikyouken.amus.info/contactus.html の入力フォームよりお願いいたします。
参加最終〆切 2018年7月24日(火曜日)
※写真は、イメージです。過去の技術教育研究会全国大会で紹介されたプログラミング教材です。
http://gikyouken.seesaa.net/category/13281108-2.html 過去のプログラミングを活用した実習に関する実技研修講座のようす
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