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10/4 幼児から成人期までの発達障害に関する最新の研究知見が聞けるイベント

開催日時 13:30 16:00
定員120名
会費0円
場所 茨城県つくば市竹園2-20-3 

筑波大学では、10月4日に「ソーシャル・ニューロダイバーシティ科学の実践・研究」と題して、発達障害に関する若手研究者等によるイベントを行います
幼児期から成人期までの発達障害に関する最新の研究知見を一度に聞くことができる機会となります
来訪によるご参加のほかに、遠隔での視聴にも対応しております
無料・一般公開となりますので、ご関心のある方はぜひお申し込みください

【日時】
2019年10月4日(金)13時30分-16時00分

【場所】
つくば国際会議場 大会議室102
〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3
つくばエクスプレス「つくば駅」徒歩10分

【概要】
現代社会においてSociety 5.0とSDGsを見据えた時に、多様な他者を理解し、適切な関係性(社会性)を維持できる社会の実現が最重要課題です。特に、発達障害を「神経多様性(ニューロダイバーシティ)」と捉える社会モデルに基づく考え方が欧米を中心に展開しています。本セッションでは、発達障害をテーマに先駆的な実践・研究を行う若手研究者等が、多様性が活きる社会の実現に向けた未来について議論します。

【プログラム】
●13時30分-15時15分:パネルディスカッション
多様な発達特性を有する人々に関する先駆的な実践・研究を行っている若手研究者等によるパネルディスカッションを行います

<登壇者>
1)松田 壮一郎(筑波大学人間系)
「自閉スペクトラム障害児におけるヒト-ヒト間インタラクションの分析」
2015年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(心理学)。日本学術振興会特別研究員(DC1, PD)、フィラデルフィア小児病院自閉症研究センター訪問研究員を経て、2018年筑波大学人間系助教、現在に至る。行動デザイン、応用行動分析学の研究に従事。International Society for Autism Research、Association for Computing Machinery、日本心理学会、日本行動分析学会会員。今回のセッションでは、最新のテクノロジーを活用したヒトーヒトインタラクションについての研究をお話する予定です。

2)金岡 あんな(株式会社LITALICO)
「発達障害×外国籍の子どもへの支援のあり方とは?」
筑波大学で修士(障害科学)を取得後、株式会社LITALICOで指導員として発達障害児を含め、困難を抱えた子どもを支援しています。ブラジル国籍の弟が発達障害であることをきっかけに、大学では外国籍の発達障害児に対して、行動分析学に基づいた支援研究を進めてきました。今回のセッションでは、日本に住む外国籍の発達障害児やその家族が直面する問題、言語獲得にバイリンガル環境が与える影響や、適切な支援のあり方をお話します。

3)石塚 祐香(筑波大学人間系)
「幼児期から学齢期のスムーズな移行につながるための研究と実践のあり方」
筑波大学人間系 特任助教。博士 (心理学)。行動分析学、臨床発達心理学を専門とし、発達障害(特に自閉スペクトラム症)児に対する早期発達支援と幼小間の就学移行支援に関する研究と実践を行っています。現在は、発達障害児とその保護者に対するICTを活用した遠隔支援の効果検証を進めています。今回のセッションでは、幼児期から学齢期にかけてそれぞれの「場」がつながるための研究と実践のあり方についてお話しさせていただきます。

4)佐々木 銀河(筑波大学DACセンター)
「発達障害グレーゾーンの大学生への支援に関する研究・実践」
筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター准教授。博士(障害科学)。行動分析学、発達障害(主に自閉スペクトラム症)、支援技術を専門として、発達障害の診断や傾向のある大学生への支援システムの研究を進めています。今回のセッションでは、発達障害の医学的診断は受けていないが、大学生活上で支援ニーズを有するグレーゾーンといわれる学生にどのような形のサポートがありうるか研究・実践をお話します。

5)榎本 大貴(株式会社LITALICO)
「企業研究所の立場から、研究と社会実装を考える」
1989年新潟生まれ.北海道大学農学部在学中に,東日本大震災復興支援の団体を創立し活動.活動の中で得た社会の課題に対する興味と,たまたま友人が当時内定者だったことからLITALICOに縁がつながり,2012年に新卒入社.発達障害児のセラピストや教材・サービスの開発ディレクター,スーパーバイザーを経てLITALICO研究所を設立.LITALICOのビジョンである「障害のない社会を作る」ことをミッションとした様々な介入研究・調査研究に従事。

6)伴 睦久(東京大学先端科学技術研究センター)
「ニューロダイバーシティーと障害理解の国際的動向」

●15時15分-16時00分:ラウンドテーブル・体験型セッション
登壇者によるポスターセッション、多様な特性に役立つ支援機器等の体験などを予定しています
来場者には、当事者制作の「発達障害啓発マンガ」(非売品)を無料プレゼント!

【参加申込】
https://jp.surveymonkey.com/r/tsukuba_conf_jp

【イベント詳細】
https://tsukuba-conference.com/sessions/n13s

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