開催日時 | 13:00 〜 16:30 |
定員 | 40名 |
会費 | 無料円 |
懇親会の会費 | 無料円 |
場所 | 大阪府大阪市北区梅田2丁目2番22号オフィスタワー9階 ハービス ENT 貸会議室(9階) |
■内 容:
□大阪大学 マルチリンガル教育センター 教授
小口 一郎 先生
【新しい時代、新しい英語教育】
-阪大カリキュラムのミッション-
令和元年、大阪大学は英語カリキュラムを刷新しました。ミッションは2つ。
1)新しい時代の要請に応える、学習者中心の授業を実現すること。さらに、2) やる気を喚起し、達成感と教育効果を導くオンライン授業を全学的に展開することです。
1) の対面授業(「総合英語」)は、Project-based, Content-based, Academic skills,Performance workshops, Liberal arts and sciencesの5種類。
15名から35名程度のクラスサイズで、アクティブ・ラーニングをベースとした教育を展開します。2) のオンライン授業(「実践英語e-learning」)は、1学年全員(3400人)が受講する、非同期型の自律学習型授業です。
学習サポート、TOEFL-ITPによる達成度評価、達成度に基づく英語力のレベル認定(基礎級→中級→上級への段階的向上を想定)などの教育システムにより、高い学習動機と学習効果を狙います。
この講演では、新カリキュラムのフィロソフィとアウトライン、そして顕著な授業例を紹介し、オーディエンスの皆さんとの有意義な議論につなげます。
□関西大学 外国語学部 学部長・理事
竹内 理 先生
【「音読活動」再考】
-「活用する力」を育む観点から-
2020年度より順次実施される新しい学習指導要領では、「英語を使って何ができるのか」という視点が大切にされている。
つまり、知識・技能の定着・習得だけにとどまらず、目的や場面・状況に応じて「活用する力」を身につけるという観点から英語を学ぶことが、つよく奨励されているわけである。
これは高等学校の英語教育においても当てはまる。このような流れの中で、我々英語教師に馴染みの深い音読活動には、果たしてどのような変化が求められるのであろうか。インタビューや会話、ディスカッションなど に比べて、やり取りや即興性など「活用」の要素が少ない分、その位置づけや利用頻度を大幅に変えていかねばならないのであろうか。
本講演では、このような問題意識のもと、「活用する力」を重視する英語教育における音読のあり方について、皆さんと一緒に考えていきたい。
■参加費:無料
■ご講演内容の詳細・お申込みは、WEBサイトよりをお願い致します。
https://www.alc.co.jp/seminar/detail/191201.html