開催日時 | 09:30 〜 17:00 |
場所 | 北海道中央区北5条西5丁目7 sapporo 55 4階 |
【https://www.kokuchpro.com/event/9d37233b1ced39e1d53688789eae0cc6/
「こくちーずプロ」を通してお申し込み下さい。定員は30名です。教室が手狭なため、事前申込が必要です。】
明年も2月1日(土)、釧路を離れ、札幌で開催します。
札幌校・菅原利晃先生主宰の「札幌国語教育研究会」との共催となります。
本学札幌駅前サテライト教室3におきまして、特別例会を開催します。
当日は09h30スタート、17h30終了の予定です。
09:30-11:50
【午前の部/3本】
研究発表
●高橋一嘉(札幌国際情報高)
「読む」「学ぶ」「考える」;小説教材を使ったコンテクスト分析の思考
「羅生門」(芥川龍之介)を中心題材に据え、テクストという目に見えるコンテンツを使って、その背景にある見えないコンテクストを多様な切り口からどのように読み、実生活や社会に結びつけて考えるかというテーマで実践した授業を紹介します。
●荒木美智雄(北海学園大学)
模擬授業「両頭の蛇」の検証;「 深さ」と「 対話 」のプリズムを巡って
北海学園大学での模擬授業の追体験です。
●花坂歩(大分大)藤井康子(大分大)
美との出会いによって生み出される内的現象の言語化への試み
-教科融合による「振り返り」の分析-
13:00-14:20
【午後の部/2本】
研究発表
●田口耕平(帯広柏葉高)謎解き「山月記」講義
神奈川県立近代文学館で開催された中島敦展で紹介された田口先生作成のリーフレットを取り上げます。
●小原俊(文部科学省主任教科書調査官)PISA2018調査結果とGIGAスクールー授業に関する新動向ー
PISA2018とGIGAスクールについては一見連動しているようでありながらじつは連動していない、という関係にあります。しかし、どちらも授業へのICT導入という点で見逃すことのできない動向です。
「PISA2018調査結果とGIGAスクールー授業に関する新動向ー」と題して、資料を紹介しつつ小原先生の私見を展開してもらいます。
14:30-17:00
【シンポジウム/西原千博先生(北海道教育大学札幌校教授)退官記念】
●テーマ 文学研究×国語教育~芥川龍之介「蜘蛛の糸」の教材分析を中心に~
●コーディネーター 幸坂健太郎(北海道教育大学札幌校准教授)
●シンポジスト 西原千博先生 高橋伸(札幌国際大学教授) 小熊剛彰(札幌市立羊丘中)
※西原先生は近代文学を専門とされております。「現場の先生方と文学研究に距離があると感じており、歩み寄った、共同で何かする場」の必要性を強くお感じになっています。今回のシンポジウムがそういった場のスタートとなることを期待しています。
18:00-20:00
情報交換会(会費4千円程度 詳細は後日)