開催日時 | 14:00 〜 16:00 |
定員 | 30名 |
会費 | 無料円 |
場所 | 岡山県岡山市中区平井1-14-1 山陽学園大学・山陽学園短期大学、DOMUS(110周年記念館)202号 |
発表要旨:
「文化」という言葉は頻繁に使用する割には定義が曖昧です。むしろ、「文化」という言葉を使用することによって、異なる背景を持つ人々がお互いを理解しようとするときに障壁となっています。これは、学生だけに当てはまることではなく、「文化」について研究している専門家にも当てはまります。
そのため、講師は文化という概念を使わずに、人間がとる多様な行動の問題点について神経科学的アプローチによって、人間の脳がどのように違いに対処するか探ります。実体のない「文化」という概念ではなく、人間の脳の働きの観点から、現在の神経伝達物質の効果と予測処理の理論(Predictive Processing)に基づいて、さまざまな背景の人々との相互作用の場景を構築します。この講演は、人間の多様性について興味を持っている方だけでなく、留学の準備指導をする方や、海外旅行をする方にとっても特に興味深い内容となっています。
発表者紹介:
Stephen M. RYAN
山陽学園大学 総合人間学部 言語文化学科教授
Journal of Intercultural Communication 編集部長
The Japan Journal of Multilingualism and Multiculturalism(多言語・多文化研究)編集部長
<問い合わせ・申し込み>
江藤由香里(中国・四国地区代表)
メール: yukari_eto@sguc.ac.jp
電話: 086-901-0571(直通)
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