「CLILから教科横断を考える 〜指導案制作ワークショップ〜」
□日時:2020年11月28日(土)14時〜16時
□対象:中高にご所属の教員 ※全科目対象です。
(教員用ワークショップのため、教員以外の方のお申込みはご遠慮ください。[弊社からのご招待の方は除きます。])
□費用:無料
□開催:オンライン ※ZOOMを使用します。お申込みされた方へ、前日までにURLを、Peatixにご登録のメールアドレス宛にお知らせいたします。(当日の10時時点で届いていない場合には、主催者にPeatix上にてお問い合わせください。)
■申込み締め切り:2020年11月27日(金)正午
■Peatixイベントページ:https://zj2020clil-ws.peatix.com/
英語教育において「CLIL(Content and Language Integrated Learning)」は教育の一手法に留まらないものになっています。
日本CLIL教育学会・会長の笹島先生が学会公式サイトにて以下のように概略を示してくださっています。
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CLILは、Content and Language Integrated Learningの略称です。
教科科目やテーマの内容(content)の学習と外国語(language)の学習を組み合わせた学習(指導)の総称で、日本では、「クリル」あるいは「内容言語統合型学習」として呼ばれ定着しつつあります。
主に英語を通して、何かのテーマや教科科目(数学(算数)、理科、社会、音楽、体育、家庭など)を学ぶ学習形態をCLILと呼ぶ傾向があります。
CLILの主な特徴は、学習内容(content)の理解に重きを置き、学習者の思考や学習スキル(cognition)に焦点を当て、学習者のコミュニケーション能力(communication)の育成や、学習者の文化(culture)あるいは相互文化(Interculture)の意識を高める点にあると言えるでしょう。
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このように、CLILは英語教育という場面だけではなく、グローバル化の時代にあって、学習者が今習得しようとしている各教科の知識・技能を用いてどのように他言語の方々とコミュニケーションを行うのか、という教育課題にも関わるものだと弊社では考えております。
昨今、「教科横断」や「総合的な学習」が教育の新たなテーマとして掲げられる中、CLILを実践するためには英語科教員の中だけでチームビルディングを行うのではなく、他教科の教員とも連携したチームビルディングや指導案の共同制作などがますます求められてくるでしょう。
今回のワークショップでは、実際に高校の教育現場で長年CLIL指導を実践してきた大阪府立箕面高校英語科教諭の森田琢也先生を講師としてお迎えし、普段の授業実践の様子やその活動の背景にある他教科の教員とのチームビルディングの現状についてお話をしていただきます。
また、今回は対象を英語のみならず広く各教科の教員とさせていただくことで、仮想授業の指導案の制作の時間を設け、教科横断の可能性についてもみなさんで議論をしたいと考えています。
今後、総合的な探究の時間などに代表されるように、既存の教科の枠を超えてチームで教育を推進することが求められていきます。この機会に、学外の他教科の先生方とも繋がっていただくことも期待しております。
当日のプログラム ※当日、状況により変更となる場合がございます
(1)ごあいさつ ワークショップの概要のご説明(14:00~14:10)
(2)箕面高校でのCLIL実践報告(14:10~14:40)
(3)指導案制作ワークショップ ※グループワーク(14:40~15:30)
テーマ選択(いくつかのテーマからグループごとに選択していただきます)
(4)指導案発表(15:30~15:50)
グループごとに代表者から指導案制作の際に話し合ったポイントについてご発表いただきます
(5)閉会のごあいさつ(15:50~15:55)
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