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日本英語教育史学会 第281回 研究例会(オンライン開催)

開催日時 14:00 17:00
定員40名
会費0円
場所 その他オンライン開催 詳細は学会ホームページをご参照ください(http://hiset.jp/)。

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研究発表「新制高等学校発足期の入学者選抜における英語の位置付けについて:広島県を例に」
河村 和也氏(県立広島大学 准教授)

【概要】筆者はこれまで、新制高等学校の入学者選抜における学力検査に英語が導入された経緯を自治体ごとに調査し、数次にわたって報告してきた。本発表は、広島県の公立高等学校を対象とするものである。
英語が初めて導入されたのは1952(昭和27)年度であり,その嚆矢となったのは宮城・福井・岡山の3県であった。この動きは全国に拡大し、6年後、つまり1958(昭和33)年度には、ほぼすべての自治体で公立高等学校の入学者選抜における学力検査に英語を課すまでにいたっている。
広島県は1953(昭和28)年度の入学者選抜から英語を取り入れ、全国で12道県に過ぎなかった英語導入自治体のひとつに名を連ねている。ただし、広島県の学力検査には他県には見られない大きな特徴が...

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