今年こそは去年以上の自分へレベルUP！子供が先生を大好きになる，保護者が担任を信頼する，授業で子供に力を付ける！1年の始まりに９９％の力を注げ！

１　出会いからの３日間次第で、「今年の先生はすごい！」と子供達からの信用をもらうか、「この先生ダメだ」と負の烙印を押されるか決まる。
「黄金の３日間」だけは前学年でトラブルメーカーだった子も、やんちゃな子も言うことを聞いてくれる最初で最後のチャンス

２　担任発表から出会いまでに最優先で準備することは何か。子供が家に走って帰って、親に最初に報告することから逆数する
教室掲示物や給食当番表、ロッカーに記名等の作業よりも、全員の名前を覚える。そして子供の事前情報を元に方針を立てる。

３　出会った初日にいきなり衝撃的な「授業」を仕かける！
＜① 楽しいこと　②頭をいっぱい働かせること　③心地よい緊張感があること＞この３つが揃った授業をネタにして初日にやるかどうかで１年間１０００時間が優位になる！　

４　２日目、３日目で、クラスの「しくみ」を固めよう。
（１） グループに分かれてする仕事
①学習や生活　
②文化・スポーツ・レクリエーション
③当番・仕事等の「係」
（２） 生活をしていく上でのルール
①大切なこと（先生が叱ること、座席やもちもの）
②小さなこと（給食を残していいか等）

５　給食の完全子供任せは危険度ＭＡＸ
どんなに力量のある先生でも給食配膳システムやおかわりシステムを「自由」にしていない！
～先生がのん気に子供と一緒に楽しく給食を食べられないほど、指導とチェックが必要です～

６　いじめを解決できるのは教師だけ！
子供の人間関係も残酷です。鈍感では発見できない。
ネット社会で複雑化する人間関係いじめの兆候を見逃さないために、危険サインの子供の言動、行動、行為のここを敏感に要チェック！

７　すごい先生は、学級に「しくみ」をつくっている！
逐一指示をしないでも子供が動き方がわかっているクラスはたくましい！
朝きたら何をするのか、授業の開始には机の上はどうなっているのか。
出張、年休、病休で１週間担任不在でも、子供が何をすればいいかを想像してシステム化を導入しよう

８　若い先生の頭の中が？？？だらけの国語授業の進め方をナビゲート
①漢字は宿題？それでは先生が不要になってしまいます。４５分まるまる新出漢字も子供すらノイローゼになります。
②音読も宿題？緊張感のある中で楽しい音読の仕方もレパートリーがある
③物語文教材で言葉を根拠に読解力を高めるようにするには？国語で人権学習やるわけではありません。
正しく話す・正しく書く・正しく読むを鍛えるために国語科の授業はあります。

９　保護者目線で「今年の担任は『外れ』だったわ」と言われる教師と、言われない教師の決定的な差 信用は一瞬で失う。安定感のある先生と不安定な先生の日常行動のチェックポイント

１０　１年の中で起こるたくさんのトラブルを減らすことは先生次第
トラブルは起こりにくい学級経営をしていくには？長丁場の１年に備えて若い先生でもすぐにできること
とにかく子供と一緒に遊ぶ、子供と一緒に掃除をする、子供と一緒に笑う。子供と一緒に先生も子供っぽくヤンチャになる。