開催日時 | 20:00 〜 22:00 |
定員 | 100名 |
会費 | 0円 |
場所 | その他 |
学校ではたらく非正規教職員が増加しています。
正規教員は教員免許を持ち、自治体の採用試験などに合格して、期間の定めなく雇用された人で、フルタイムで働いています。
一方、非正規教職員は免許を持ってはいるが、期間の定めの有る雇用の方です。
文部科学省などのデータによれば、09年度は公立小中学校の教員 全体(約69万8千人)のうち、正規が85%、非正規が15% を占めています。非正規教員にはフルタイムで働く常勤講師と、パ ートタイムの非常勤講師がおられます。
昔からあった制度として「産休(育休)代替の先生」がおり、広く認知されていると思いますが、現在、学校の中には、さまざまな雇 用・任用形態の非正規教職員がいるという実態をご存知でしょうか ? 雇用・任用形態によって、給料や労働時間にも差があります。
この「学校にはたらく非正規教職員問題」は、直接には学校に通う子ども、そして保護者、ひいては日本の社会全体に、ゆくゆくは大きな悪影響を及ぼすと私たちは考えています。
この問題を法律や制度、社会問題の観点から探求し、改善につなげていこうと、私たちは「非正規教職員問題研究会」を立ち上げまし た。このコロナ状況下の影響を鑑み、当面は、オンラインによる「リレートーク Zoom ウェビナー」として「WEBセミナー&対話会」を実施していく計画です。
第6回を以下の要領で開催します。学校教職員の方はもちろん、研究者、学生、保護者の方、行政の方、ジャーナリスト、法律家、当事者である児童・生徒さん、ご関心があれば、どなたでも参加可能です!ふるってご参加ください!
スピーカーとテーマ :
大久保昇(おおくぼ あきら)さん
毎日新聞東京本社 記者(文部科学省担当)
======テーマ「なぜ、教育予算は増えないのか」=======
① なぜ教員数と人件費は増えないか(霞が関における文科省のプレゼンスの低下、日教組の影響力低下、自民党の文教族の弱体化、選挙制度が変わったことにより高校無償化など直接給付型の政策が好まれるようになったetc)
②非正規問題を改善するために考えられる取り組み
大久保記者が執筆したこれまでの非正規教職員問題に関連する記事はこちらから
非正規33年、日夜生徒と向き合い続けた そんな熱血教師を襲う不安
https://mainichi.jp/articles/20210419/k00/00m/040/184000c
“渡り鳥のような”臨時教員、同じ業務・違う待遇 「正規」を増やせない事情とは
https://mainichi.jp/articles/20210125/k00/00m/040/135000c
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