開催日時 | 20:00 〜 22:00 |
定員 | 20名 |
会費 | 3000円 |
場所 | オンライン |
このイベントは終了しました
気になるリストに追加多様性が必要だと言いますが、
私たちには、「マジョリティとマイノリティ」があるのではなく、
実は「誰もがマイノリティ」であり、
誰もが唯一無二の「私」を生きていることを認め、
相互に尊重しあうから存在できていると考えています。
しかし、マイノリティに対する差別・憎しみ合い・不平等・格差は増え続けています。
メディアやネットからは、様々な犯罪、不祥事、感情的なバッシングなど、社会全般のモラル低下を思わせる事象で溢れています。
それに伴い、公教育の現場では道徳の特別教科化が実施されるなど、
モラルを上げようとするなど、かなりの変化が見られます。
利害関係や価値観が多様化し
それが見えるようになってきたからこそ
様々な局面で、過去に習ってきた「唯一無二の正解」は姿を消し、
クラス運営においても、模索している方は多いと聞きます。
先生も、生徒も、保護者も、直接関係ない人も、
全ての人が未来社会の当事者です。
この対話会では、
ひとりひとりが自らを内省し、やさしい未来をこどもたちと作るために、
必要なアクションを考えます。
今回は、マイノリティの一つである、LGBTを取り上げ、
中でも特に理解が難しいとされている「T(トランスジェンダー)」および「性同一性障害」の当事者の身に降りかかっている現実を共有します。
その上で、
・「差別」とは何か?なぜ起こるのか?※LGBT関連に限らない
・社会としてどうあればよいのか?
・学校の現場で、私達は何をどうしていくのか?
をオープン&フラットにみなさんと対話して
紡ぎ出していきたいと思います。
きれいごとではないクラス運営。
無理ゲーに思えることも沢山あると思います。
その部分も含めて、一緒に対話していけたら嬉しいです。
●日時
2022年3月26日(土)20:00〜22:00 ※日本時間
オンラインzoomで行います。
●参加していただきたい人
・クラス運営の中で、いじめや差別問題に対応したときにどうしていいかわからない方
・マイノリティにあたる生徒がクラスにいた場合にどうしていいかわからない方
・いじめや差別などの社会課題を解決したいと思っている方
・今回のテーマについて、本音でいろいろ対話をしてみたい方
●参加にあたってのお願い
対話会はオンラインzoomで行います。事前にご準備をお願い致します。
安心安全の対話の場づくりのため、対話会のときには、カメラONでのご参加が出来る方でお願い致します。
また、以下のことをグラウンド・ルールとさせて頂きます。
・ すぐに意見がまとまらなくても、大丈夫
・ 途中で意見が変わっても、大丈夫
・ 人格否定・誹謗中傷は厳禁(意見に対する反対意見はもちろんOK)
・ 他者の素直な意見を尊重し、共感できなくてもしっかり傾聴する
・ 批評家にはならず、自分ゴトとして考えて話す
対話テーマがセンシティブなだけに、
他の参加者に不快感を与える発言などの迷惑行為が散見された場合は、
運営の方から注意を差し上げますが、やむを得ずご退室をお願いする場合がございます。
みなさんとの建設的な対話にご協力をお願い致します。
●112ktユニット紹介
安池中也/Chuya Yasuike(講演者)
株式会社えて 静岡基地 代表取締役(隊長)
「こども達の笑顔をつくろう!」を理念にした子ども家具メーカー「えて」の代表。
遊び心いっぱいのデザインと世界観で、こども向けの家具アイテムを製造・販売。
アイテムはテレビ番組や映画、CMのセットにも使用されている。
「こども」がキーワードとなる企業の商品・イベント・空間の企画開発のサポートも行いながら、
2010年には「子ども達にチャレンジと達成感を感じられる場所」として木育(もくいく)ワークショップ事業をスタート。
幼稚園・保育園のプログラムや小学校のキャリア教育など、延べ6000名以上の子ども達に開催。
性同一性障害である経験を通じて「思いを伝える事の大切さ」「人権と多様性」
「夢を実現する方法」等の講演を開催し、 モノとコトの両輪で「こども達の笑顔を作る!」活動を進めている。
泉綾子/Ayako Izumi(対話コーディネーター・講演プロデューサー)
早稲田大学社会科学部卒業。
株式会社NTTデータにて社会基盤システムの企画開発にマネージャーとして従事。
本業の傍ら、社会のマイノリティ・多様性についての講演活動をプロデュース。