言葉による見方・考え方を育てる 中 ・高国語科「読解方略」活用ワークショップ―授業で使える「読み深めカード」の提案 ― 宮沢賢治「オツベルと象」冒頭編
開催日時 | 09:00 〜 09:50 |
定員 | 30名 |
会費 | 0円 |
場所 | オンライン |
お申し込みは以下リンクからお願いします。無料です。
https://www.kokuchpro.com/event/40fa2379ecaf4c7df7bfe46328f264c1/
今回の題材は宮沢賢治の「オツベルと象」です。
2017~2019年告示の新しい学習指導要領では国語科の目標を「言葉による見方・考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力」としています。本ワークショップは、この「言葉による見方・考え方」を働かせることを促す教具「読み深めカード」を提案します。また、その教具の活用を体験していただきます。
「読み深めカード」は「言葉による見方・考え方」を古くからある読解方略(読み方)と捉え、それを48枚のカードに明示した教具です。読解方略には例えば、「対比して考える」などがあります。文章に登場する人物や事物を対比して、互いの特徴をより明確に捉えることを促す読解方略です。例えば太宰治の「走れメロス」においては、メロスとディオニス王を対比し、互いの人物像をより明確に捉えることができそうです。
このような読解方略、「言葉による見方・考え方」をカードにすることで、学習者が指導者に指示された「言葉による見方・考え方」を活用するのではなく、自身で「言葉による見方・考え方」を選択して活用し、より主体的に「読み」を促進できるように促します。
ワークショップでは最初の20分弱、こちらから「読み深めカード」の説明をさせていただき、その後30分程度、参加者でカードを活用しながら、具体的な作品の「読み」を対話できればいいなと思っております。
今回の題材は宮沢賢治の「オツベルと象」の冒頭です。「ある牛飼いが物語る・・・」で始まる物語のしくみ、オツベルや白象の人物像をカードを活用して「読み」ましょう。
ご参加お待ちしております。
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