| 開催日時 | 09:30 〜 16:00 |
| 定員 | 100名 |
| 会費 | 無料円 |
| 場所 | 東京都文京区向丘1-19-1 文京学院大学 本郷キャンパス |
研修会テーマ:物語の読み方・教え方―物語がひらく英語教育の可能性―
日 時:2026年8月23日(日) 時間 9:30〜16:00
会 場:文京学院大学 本郷キャンパス(東京都文京区向丘1-19-1、東京メトロ南北線 東大前駅0分)
共 催:文京学院大学教職課程センター、文京学院大学文京語学教育研究センター(BLEC)、
文京学院大学子ども英語教育センター(CLEC)、文京学院大学外国語学部
参加者:学内外の英語教育(幼・小・中・高・大)に興味のある方
参加費:無料
https://forms.cloud.microsoft/Pages/ResponsePage.aspx?id=ims4HMDFUUS2NlKEwv-EdAISAK2rPlNKn_xX5HlqJfpUQUpEVk9XMEM4SDhCUkM3Q1JDT1M4OEdZNi4u
【プログラム】
9:00〜 受付
9:30〜9:50 オープニングセッション(D館6階)
10:00〜11:30 実践報告と協議
1-1室 [小学校] コーディネーター:高橋美由紀(愛知教育大学名誉教授、文京学院大学元非常勤講師)
発表者: 坂上佐代子(ITTY BITTY ENGLISH CLUB)
題目:「多様性を学ぶ みんなちがって、みんないい」
要旨:『多様性』をテーマにおこなったレッスンの実践報告です。いくつかの絵本をメイン教材として使用し、人は見た目や好きな物が違っていても大切な存在であることを子ども達に伝えました。子ども達は肌や目の色、得意なことの違いに気づき、自分や友達を認め合う姿勢を学びました。違いを前向きに受け入れる大切さを育む授業内容になっています。
1-2室 [中学校] コーディネーター: 柏村みね子(文京学院大学外国語学部 特任教授)
発表者: 浅野享三(元南山大学教授)・嶋貫恵利子(中学校時間講師)
題目:A: もっと物語を読ませたい! B: どうする? A: RTする!
要旨:物語や詩を読む授業は退屈で役立たない英語と言われてきました。時が流れ,生成AIが出現したいま、学校英語が役に立つとはどういうことか。再び考える機運が高まっています。今回の私たちの提案はReaders Theatre (RT) の手法により、物語をグループで「見える」英語にして伝え、互いに鑑賞しあうことです。紹介する実践例は、英語に込められた意図を生徒が読み取り質問することで、教科書英語も自分ごとになり得る経験をしたものです。これは文字の英語を「生きた」英語に変えるRTの手法そのものです。当日はRTのミニ体験もして物語文に挑戦します。
1-3室 [高等学校] コーディネーター: 椿まゆみ(文京学院大学外国語学部・外国語学研究科 教授)
発表者: 佐々木忠夫(宮城県松山高等学校非常勤講師)
題目:英語の苦手な高校生と英語の絵本を読む
要旨:私は英語が苦手な生徒たちと英語の絵本を読んでいます。「記号づけ」方式で一語一語丁寧に読み、その後感想やレポートを書いたり、ブックトークや音読劇に取り組んだりして,読みを深めていきます。「読めばわかるは当たり前?読解力の認知学」(犬塚美輪著)では、「物語が人を成長させる」と言っています。物語の世界で登場人物と共に様々な経験をし、それが生徒の心を揺り動かします。犬塚は情報を読み取る読解力の先にあるのが「心を動かす読解力」と言います。私は物語が生徒の心を成長させてくれると信じています。
11:45〜12:45 ランチタイム:ポスター・セッション、企業展示、交流会 (S館1階 B’s Cafe)
ポスター・セッション1
発表者:柏村みね子(文京学院大学外国語学部 特任教授、CLECセンター長)
題目: CLEC(子ども英語教育センター)における絵本を使った総合的な取り組み
要旨:幼稚園児から小学生まで、CLECでは毎月のテーマに沿って、絵本を活用したレッスンを行っています。絵本でくりかえしテーマに関する語彙に親しみ、ストーリーに没頭する中で子どもたちはことばと文化をからだになじませていきます。絵本を読み聞かせたあとのアート活動についての実践もあります。また、CLECの活動として数百冊の絵本を準備し、貸し出しており、保護者、子どもが毎回、好きな絵本を選び、家庭で楽しんでいます。子どもたちに人気の絵本タイトルもご紹介いたします。当日は、CLECの場で大活躍の絵本をもちこみます。みなさん、ぜひ絵本を手にとってみませんか。
ポスター・セッション2
発表者:高橋美由紀(愛知教育大学名誉教授、元文京学院大学非常勤講師)
題目:読むことの学びを深化させるデジタル教科書×AI:小中連続性の視点から
要旨:本発表では、読解に関する先行研究およびデジタル教材・AI 活用の学習効果に関する知見を整理し、小中を通じて育成したい読解スキル(情報の整理、語彙理解、読解方略の活用など)を明確化する。そのうえで、デジタル教科書と AI の特性がこれらのスキルの発達をどのように支え得るかを検討し、学びの連続性を踏まえた指導の方向性を示す。本研究は、デジタル教科書と AI を基盤とした新たなリテラシー教育の可能性を示し、今後の授業づくりに生かすための基礎的視点を提供する。
13:00〜14:20 シンポジウム
題目:物語はなぜ面白いのか―文学研究者と言語学者が語る「読み方」と「教え方」
講師:倉林秀男(杏林大学外国語学部 教授)
フェアバンクス香織(文京学院大学外国語学部・外国語学研究科 教授)
要旨:近年、文部科学省は国語・英語の両教科において、「物語」や文学作品を重視する方向性を打ち出しています。その背景には、文学を単なる鑑賞の対象としてではなく、言語能力や思考力、さらには他者への想像力や共感力を育む教材として活用しようとする考えがあります。ではそもそも、物語はなぜ私たちを惹きつけるのでしょうか。本シンポジウムでは、文学研究者と言語学者がそれぞれの専門的視点から物語の面白さや奥深さを探るとともに、その魅力を小・中・高等学校の英語教育にどのように生かすことができるのかについて考えます。
*****講師紹介・倉林秀男******
杏林大学外国語学部教授、博士(英語学)。専門は英語学・文体論。主な著書に『言語学から文学作品を見る―ヘミングウェイの文体に迫る』(開拓社)、『英文解釈のテオリア』(Z会)、『バッチリ身につく英語の学び方』(ちくまプリマー新書)などがある。また、共著書として『ヘミングウェイで学ぶ英文法』『オスカー・ワイルドで学ぶ英文法』(いずれもアスク)を刊行している。
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14:30〜16:00 ワークショップ
1-1室
講師:髙橋和子(東京大学大学院教育学研究科 教授)
題目:物語を用いた英語授業のための、はじめの一歩
要旨:現在、教科書では物語教材があまり用いられていません。そのため、授業で物語を扱う経験を積むことが難しい状況です。一方、AIが英語教育に大きな影響を与える時代を迎え、「深い学び」を実現する物語教材の価値は、今後、高まることが期待されます。本ワークショップでは、易しい物語を読み、教材分析を行い、授業実践につなげるまでのプロセスをご紹介します。中学校の英語授業を主な対象としますが、小学校や高等学校の授業にも応用できるお話をしたいと思います。参加者同士で考えを共有して、学びを深める時間にしたいと考えています。
1-2室
講師:James Broadbridge(文京学院大学外国語学部・外国語学研究科 准教授)
題目: A principled approach to developing language learning materials
要旨:Participants in this workshop will discuss and evaluate a set of principles for developing language teaching materials. These universal principles will be used in the workshop to critique materials. Participants will leave better equipped to develop their own principled teaching materials.
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