大阪シティズンシップ研究会　春のセミナー「新聞づくりとシティズンシップ　―こども新聞記者に託す未来の社会―」

公職選挙法の改正や成人規定の議論及び学習指導要領改訂もあり、シティズンシップ教育や主権者教育の推進が目指されています。本セミナーでは、子どもたち自身が、異なるアプローチから新聞を作成し地域住民へ配布する活動を続けている２団体の取り組みから学びたいと思います。ひとつは、学校の授業として取り組んでいる守口市立守口小学校、ふたつは、こどもの自発的な参加による石巻日日こども新聞です。両団体のこれまでの活動の概要を知るとともに、子ども記者へのインタビューを通し、新聞づくり（NIE）がもたらすシティズンシップについて考えあいたいと思います。とくに、2023年3月11日号（第45号）をもって、一旦、休刊となる石巻日日こども新聞（2012年以降、通算45号発行）の軌跡とその功績をふりかえる機会ともなります。
震災に関する想いを伝えたいという願いから生まれた石巻日日こども新聞。その伝統を紡いできた石巻の子ども記者を、「神戸」の地でお迎えしたいと思います。2団体の子ども記者に話を伺いながら、シティズンシップ育成、ひいては主権者教育の可能性をさぐるセミナーになります。ぜひ、ご参加ください。
尚、当日会場参加いただいた方には「石巻日日こども新聞」の最新号をお渡しできます。