開催日時 | 10:00 〜 12:00 |
定員 | 500名 |
会費 | 3800円 |
場所 | オンライン |
多くの小中学校の実践にもとづき、授業づくり・学校づくりに役立つ考え方と技術を盛り込んだ書籍『対話と協力を生み出す協同学習』が刊行されました。
本セミナーでは著者の佐藤曉氏をお招きし、一人ひとりのケア(「弱さ=苦手さ」を肯定も否定もせずに引き受けること)とともに創造される〈協同学習〉の授業について、実例をまじえながらじっくり解説していただきます。おもな対象は、小学校、中学校の通常学級および特別支援学級で教えている先生方です。
全二回の概要は以下の通りです。
①授業づくりの体系としての協同学習
「学びの成立(不成立)」「授業のなかのケア」といった視点によってなされる子どもの見取りのポイントを示すとともに、授業改善に向けた問い(何を問題にしなくてはいけないか)を見出す手続きを説明します。
②授業デザインの作成方法と指導技法
学習課題の設定にはじまる授業デザインの作成方法と、学びを支えケアを実現させる指導技法を具体的に紹介します。明日から使える授業のコツを、わかりやすく伝えます。
●概要
日時:①2024年5月19日(日) 10:00~12:00
②2024年5月26日(日) 10:00~12:00
定員:500人
会場:オンライン(Zoomウェビナー使用)
※見逃し配信あり(~2024年6月8日23:59まで視聴可能)
参加費:3,800円(税込)
※お申し込みは、当日2024年5月19日(日)9:00に締め切らせていただきます。
ただし、定員に達した場合は、その時点で申し込みを終了させていただきます。
お申込:
https://sogensha-kyodogakusyu.peatix.com/
●参加対象者
小中学校などの教員、教育行政の関係者など教育関係者。 ※一般の方も受講可能です。
●内容
5月19日(日) 10:00~12:00
「授業づくりの体系としての協同学習」
講義:授業を楽しくするための問いを立てる
子どもを見取る視点
5月26日(日) 10:00~12:00
「授業デザインの作成方法と指導技法」
講義:子どもの活動が見える授業デザイン
協同学習とケアの技術カタログ
特別支援学級における協同学習
●講師プロフィール
佐藤 曉(サトウ サトル)
1959年生まれ。筑波大学第二学群人間学類卒業、同大学院教育研究科修了。博士(学校教育学)。現在、岡山大学学術研究院教育学域教授。主な著書に、『発達障害のある子の困り感に寄り添う支援』(学研、2004年)、『入門 特別支援学級の学級づくりと授業づくり』(学研、2012年)、『どの子もこぼれ落とさない授業づくり45』(岩崎学術出版社、2012年)、『障がいのある子の保育・教育のための実践障がい学』(ミネルヴァ書房、2015年)、『発達障害の子どもを困らせないクラスづくり』(学研、2020年)などがある。