【登進研バックアップセミナー120 in 仙台】不登校―待っていれば自信と意欲は回復するのか?〜好きなこと、得意なこと、SNS、オンラインゲーム…回復の道筋を支える多様なきっかけづくり

開催日時 11:30 15:00
定員70名
会費1000円
場所 宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー5階 トラストシティカンファレンス・仙台
【登進研バックアップセミナー120 in 仙台】不登校―待っていれば自信と意欲は回復するのか?〜好きなこと、得意なこと、SNS、オンラインゲーム…回復の道筋を支える多様なきっかけづくり

【第1部・講演】不登校―待っていれば自信と意欲は回復するのか?
●講師 :中村 恵子(東北福祉大学教授)

 行かなきゃと思っているのに行けない。行ったほうがいいのはわかっているけどできない。そんな自分はダメな人間だ――この思いは、「行かなきゃ」という気持ちが強いほど、そして、行けない時間が長く続くほど強まっていきます。こうして子どもはどんどん自信を失い、「どうせ自分なんか…」と何事にも意欲がもてなくなっていきます。では、失った自信や意欲は、どうすれば取り戻せるのでしょうか。
 人間は不安や心配事を抱えた心理状態では、新しいことを始めたり、前向きな気持ちにはなりにくいものです。何かに挑戦しようとする意欲は、「安心」や「居心地のよさ」と密接な関係にありそうです。そして、「好きなこと」「得意なこと」「自分にもできるかも」という希望が、そのチャレンジの背中を押してくれるはずです。
 いきなり高いハードルを設けるのではなく、スモールステップで達成感を積み上げていくことも大事で、カウンセラーやメンタルフレンドなど家族以外の第三者がカギになる場合もあります。そうした多様なきっかけを広げる対応も含めて、子どもたちの自信と意欲の回復の道筋を考えてみたいと思います

【第2部】Q&A「子どもの心の理解から進路・転校問題まで」
 当研究会に寄せられた保護者の悩みやご質問のなかから毎回タイムリーな事例をピックアップし、経験豊かな専門家が回答する人気のコーナー。今回は以下の9問を取り上げます。

●回答者:齊藤真沙美(東京女子体育大学・東京女子体育短期大学准教授)
     小栗 貴弘(跡見学園女子大学心理学部教授)
     荒井 裕司(登進研代表)

①「話すのが怖くなった」小6の男の子
②「友だちが怒られているのを見るとつらい」小5の女の子  
③残りの中学校生活をどう過ごすべきか悩む私立中学校2年の男の子
④「一部の人のために自分が影響を受けるのが嫌」な中1の男の子   
⑤ 家族以外の人とつながる機会がない中2の女の子
⑥「通信制高校の選び方を教えてほしい」中3の男の子       
⑦中高一貫校で高校への内部進学が危うい中3の女の子
⑧友だちづくりが苦手な高1の女の子  
⑨「学校に行くのが怖い」高2の男の子

【第3部】個別相談(心と進路の相談)※30組限定・事前のお申し込みが必要です。
個別相談をご希望の方は、ご氏名・ご住所・電話番号、お子さんの学年(または年齢)・性別、ご相談内容(不登校が始まった時期、現在の状況等を400字以内で)、「個別相談希望」とご記入のうえ、9月19日(木)までに、登進研ホームページのフォームにてお申込みください。

【参加のお申し込み方法】
下記の事務局へ9月20日(金)まで、電話、メール、ホームページのお申し込みフォーム、または本サイトのお申し込みフォームにてお申し込みください。※恐縮ですが、夏季休業中(8月9〜19日)は電話によるお申込みはお受けできません。

【お問い合わせ先】
〒151-0053 東京都渋谷区代々木 1-43-8
「登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会(略称:登進研)」事務局
Tel.03-3370-4078 Fax.03-3370-5198
ホームページ■http://www.to-shin-ken.net/
メール■info@to-shin-ken.net

※感染防止対策として、ソーシャルディスタンスを保った座席配列になっております。ご了承ください。

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