立教大学英語教育研究所主催公開講演会「明治の教科書ガイド『独(ひとり)案内(あんない)』のページをめくる―英語学習法のヒントを探して―」

開催日時 13:00 15:40
定員50名
会費0円
場所 東京都 立教大学池袋キャンパス 5号館2階 5210教室
立教大学英語教育研究所主催公開講演会「明治の教科書ガイド『独(ひとり)案内(あんない)』のページをめくる―英語学習法のヒントを探して―」

講師:馬本 勉氏(県立広島大学教授、日本英語教育史学会副会長)

司会・対談者:熊谷 允岐(茨城大学講師、英語教育研究所特任研究員)

内容:

 日本で英語学習が始まったのは今から約200年前のことです。江戸時代後期、イギリスの軍艦が長崎港に現れ、フェートン号事件と呼ばれる騒動が起こります(1808年)。その翌年、対応策として幕府が通詞(通訳兼貿易官)に英学修業を命じたことが始まりです。当時は長崎・出島でのオランダ貿易が続いており、前線で働くオランダ語に通じた「蘭通詞」が、英語のできるオランダ人から学び始めたのです。

 オランダ限定であった西洋との関係は、ペリー来航に伴う開国(1854年)で英米へと広がり、英語の重要性が高まります。明治の学制や学校令により学びの制度が整っていく中、学校や独学で学ぶ人が増加し、「英学ブーム」が訪れます。当時は英米から輸入された児童向...

全ての閲覧・申込には会員登録が必要です

3万人の方が利用する国内最大の教員向けイベントまとめ

カンタン30秒で簡単登録

イベントを探す

英語のセミナー・研究会・勉強会を別の地域から探す

SENSEI ノート