開催日時 | 14:00 〜 16:00 |
定員 | 100名 |
会費 | 700円 |
場所 | オンライン |

■しんりがく研究会「ケアする人のケアを考える──メンタルヘルスケアにおける「もうひとつの声」を聴くために」のお知らせ
治療や支援の現場に病や障害の当事者が参画する動きがあります。メンタルヘルスケアにおいても、「ユーザー/家族/専門職」が三者協働でよりよいケアや社会を構築していく「co-production」が少しずつ進んでいます。しかし、従来「ケアする側」と「ケアされる側」という異なる立場に置かれてきた者たちが、互いの声を聴きあい対等な立場で協働することは容易でありません。とりわけ、症状や診断名など専門家が作った言葉により自らの経験を記述されてきた患者たちが、自らの声で語るにはどんな工夫が必要でしょうか。
私は精神医療にユーザー/家族/専門職の三つの立場から関わりました。本発表では、キャロル・ギリガンの「声の方法論」や、ミランダ・フリッカーらの「認識的不正義」の議論に触れつつ、精神医療をめぐる経験を記述することの困難をオートエスノグラフィとして紹介します。「医療の言葉」と「病を生きる人の言葉」のずれや、声をだす/声を聴きとるための工夫について、参加者の皆さんとご一緒に考えられたらうれしく思います。
■申し込み及びイベント詳細 https://ap250615.peatix.com/
■発表者
大野美子(おおの・よしこ/大阪大学大学院人間科学研究科、精神保健福祉士・社会福祉士・公認心理師)
※司会は北本遼太(きたもと・りょうた/荒川出版会)が務めます
■日時:2025年6月15日(日)14時〜
■会場:オンライン(Zoomを利用)
■参加費:700円(500円は発表者に還元されます)
■問い合わせ先:荒川出版会 arakawa.press@gmail.com
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