2025.7.25（金）開催　『沈黙』 村上春樹　一冊の本を仲間と分かち合うことの楽しさを共有しませんか！！！

　★★★　ＢＯＯＫ ＰＡＲＴＹ ２０２５．７．２５　★★★

　課題図書：『沈黙』　村上春樹

　一冊の本を読み、感じたこと、考えたことを自分の内に閉じ込めることなく、仲間とワイワイガヤガヤ分かち合うことの楽しさを共有しませんか。
　「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで良かったことを「人に伝える」ことによって、より理解を深め、明日の元気を漲らせていただための「安全な場」です。
　この２時間で、あなたは心身ともに元気元気元気いっぱいになります。

　皆さまには、お仲間、特に、学生・生徒さんにもお声かけのうえご参加ください。

　７月の課題図書の推薦者は、茨城県立つくば特別支援学校教諭・作家・ピアニストの福井正人さまです。

　２時間のワイワイガヤガヤでは語り足りない方には、２３時１０分からの情報交換会にもご参加ください。

■日　　時　２０２５年５月２９日（木）
　　BOOK PARTY　２１時（午後９時）～２３時（午後１１時）
　　情報交換会　　２３時１０分（午後１１時１０分）～２３時４０分（午後１１時４０分）
■課題図書　『沈黙』　村上春樹
　収録図書　『レキシントンの幽霊』　村上春樹　文春文庫　１９９９．１０．１０　５８０円＋税
■推薦者　　茨城県立つくば特別支援学校教諭・作家・ピアニスト　福井正人
■メッセージ　短編小説でいろいろな形でおさめられています。→メジャーなところでは『レキシントンの幽霊』という短編集（文春文庫、￥７２６）、
　　それから学校図書館協議会から単独で文庫で出版されています。ここからも推測されるかもしれませんが、この作品は高校（２年生）の
　　国語の教科書にも採用されています。また、ハルキストのなかでもかなり人気のある作品でもあります。
　　　いろいろな理由はあると思いますが、これまでの村上春樹の作品のなかでもかなり異色だと思います。その点にだけ個人的に少しふれさせ
　　て頂くと、①まず、村上作品では珍しい学園ものであること、それから②村上春樹氏が割と自身の意見を作品のなかで述べていること（多
　　くの作品は、曖昧で、意味深な終わり方で閉じるものが多かった。←それが村上春樹の手法といってしまえばそれまでですが‥‥）、あとは
　　③性的描写が全くない（←学園ものなので当たり前といってはそうですが‥‥）“いじめ”をbaseにした考えさせられる作品です。じつは、これ
　　まで教育現場においてもこの作品を素材にした対話（読書感想文も含めて）が行われてきました。その点からも皆様の感想、思い、批判等
　　を聞かせて頂ければと思っています。partyのなかでも子どもたち等の意見を紹介したいと思います（ひょっとしたら＜私がそうであったように＞、
　　新しい気づきが得られるかも‥‥
　　　加えて、噂では村上春樹氏もこの作品にはかなりの思い入れがあるとか‥、またこれがおさめられている作品集（『レキシントンの幽霊』）の
　　他の作品もなかなかの作品だとか‥宜しくお願いします。
■参加費　　無 料
■参加定員　１５名
■申込締切　２０２５年７月２４日（木）
■参加申込　aayoneda@yahoo.co.jp　米田敬子
■事前課題
１．自己紹介 ４００字以内
２．『沈黙』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。
３．『沈黙』のポップコピーを考えてください。
４．本書を読んで胸に響いた一節を１～３本ご紹介ください。
５．あなたのお薦めの一冊をご紹介ください。
６．村上春樹：『沈黙』を読んで、感じられたこと（率直な意見、批判等）をおしえてください。
　　若い頃、『ノルウエイの森』を読み、村上春樹嫌いとなり、現場に入って『沈黙』と出会い、それから村上春樹ワールドに少し溶け込むことができ
　ました。ノーベル賞に近い（たぶん）日本人の作品に先駆的に、あるいはいまいちどふれてみませんか。

【これからの課題図書＆推薦者】
　２０２５年　８月　高橋真義　　桜美林大学名誉教授
　　　　　『博士の愛した数式』　小川洋子　新潮文庫　2005.12.1　438円＋税
　　　　　　　９月　白銀　泰　　朝日新聞社
　　　　　　１０月　古山由紀子　幼児教育の仕事をしていた子育て奮闘中の新米母
　　　　　　１１月　今野裕子　　東京家政大学・短期大学部学修・教育開発センター
　　　　　　１２月　内田亜弥子　派遣社員