【パレスチナで活動する医師による講演会】ジェノサイドに直面するパレスチナの〈いま〉と〈これから〉

【パレスチナで活動する医師による講演会】ジェノサイドに直面するパレスチナの〈いま〉と〈これから〉

パレスチナ・東エルサレムで難民医療に取り組むサリーム・アナティ医師来日講演

ジェノサイドに直面するパレスチナの〈いま〉と〈これから〉

2023年10月からのイスラエルのガザ地区侵攻は、国際司法裁判所によるジェノサイド防止命令にも関わらずまもなく2年を迎えます。ガザのパレスチナ人は飢餓・医療破壊・爆撃に晒され、死者は関連死を含め何十万人にものぼると推計されています。もう一つのパレスチナ占領地であるヨルダン川西岸地区でも、難民キャンプや市街地の家屋・インフラの破壊、入植者の暴力の激化などで「第2のガザ」が迫っています。

イスラエル建国(1948年)以来、追放と占領を経験してきたパレスチナ人に、いまや絶滅の危機が迫っています。パレスチナは一体どうなってしまうのでしょうか?この度、北海道パレスチナ医療奉仕団の招聘で東エルサレム(ヨルダン川西岸地区の一部)の難民キャンプで医療活動を行うサリーム・アナティ医師が来日され、パレスチナの人々の〈いま〉と〈これから〉についてお話いただきます。ぜひ、サリーム医師の言葉を受け取ってください。

日時:2025年9月19日(金)18時 ~ 20時10分 (17時半開場)
場所:名古屋学院大学名古屋キャンパスたいほう恵館(めぐみかん)1階メアリーホール
https://maps.app.goo.gl/ARdY8hcUVKuTakCG9
使用言語:日本語および英語(英語部分は通訳あり)
参加費:無料(申し込み不要) 
対象:一般公開
主催:名古屋学院大学国際文化学部
共催:北海道パレスチナ医療奉仕団
問い合わせ先:名古屋学院大学国際文化学部金城美幸研究室 mkinjo@ngu.ac.jp

◆サリーム・アナティ医師プロフィール
1960年、東エルサレムのシュファート難民キャンプに生まれる。両親は1948年のイスラエル建国時のナクバ(大災厄)で故郷を追われた。ルーマニア大学医学部卒業後、1985年からUNRWAの医師として難民の健康管理に取り組む。1996年にシュファート難民キャンプのUNRWA機関に務め、のちに診療所長となる。現在、シュファート難民キャンプ慈善協会理事長。

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