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開催日時 | 12:30 |
定員 | 100名 |
場所 | 奈良県奈良市高畑町 奈良教育大学 附属教育実践総合センター 多目的ホール |
主催 | 美術科教育学会 |
このイベントは終了しました
気になるリストに追加○12:00−12:30 受付
第Ⅰ部 12:45−14:00 ・乾 一雄氏(1920-1992)の「遊び」を活かした美術教育構想と実践の特徴 宇田 秀士(奈良教育大学)
・乾 一雄氏の構想と自らの美術教育実践(仮題) 黒岩 和子氏(元大阪国際大学短期大学部教授,元大阪市立金塚小学校校長)
第Ⅱ部 ・14:15−14:35 小学校の現場から- 「見て!」と言える造形活動をめざして(仮題) 團上 哲(だんがみ あきら)氏(奈良県北葛城郡河合町立河合第二小学校)
・14:50−15:10 中学校の現場から−ランド・アート(land art)の実践から(仮題) 長友 紀子氏(奈良教育大学附属中学校)
・15:25−15:45 実践を支援する「共通事項を活かした美術教育」(仮題) 水島 尚喜氏(聖心女子大学)
○16:05−17:20 発表に対する質問・意見交換と参加者全体での討議会 指定質問者・討論者 佐藤 賢司氏(大阪教育大学 准教授)/ 西尾 正寛氏(畿央大学 教授)/阪口 信哉(しんや)氏(奈良県葛城市立磐城小学校 教頭)
参加自由です(美術科教育学会 会員以外の方も参加できます)。当日は,発表内容をまとめた研究冊子をお配りいたしますが,この研究冊子代が500円の予定です。参加希望の方は,準備の都合上,12月2日(月)までに,下記までメール,FAX,郵送のいずれかで,御連絡ください。
申込先・問い合わせ先 〒630-8528 奈良市高畑町 奈良教育大学 美術教育講座 宇田秀士 TEL・FAX- 0742-27-9223(研究室直通) E メール udah@nara-edu.ac.jp
第36回 美術科教育学会 奈良大会 記念プレ学会 <研究発表会in Nara> 参加申込書*住所,電話番号,メールアドレスなどは,研究会に関する連絡以外には,利用いたしません。
○ 第36回 美術科教育学会 奈良大会 記念プレ学会<研究発表会in Nara> に出席する。
○ 終了後の交流懇親会の出欠(どちらかに○をおつけください)。
・出席する
・出席しない
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・所属・勤務先など
・住所 〒
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テーマについて
昭和52(1977)年7月に改訂告示された文部省小学校学習指導要領図画工作編低学年に初めて登場した「造形遊び」は,その後の2度の指導要領改訂で中学年,高学年まで拡大され,現在に至る。しかし,美術教育では,材料や用具との関わりがあり,子どもの主体性を重んじる表現系教科という特性から,学習指導要領における「造形遊び」導入以前から「遊び」的な活動を追究した教育実践者は存在した。教育実践者・研究者として活躍された乾 一雄氏(1920-1992)もそのうちの一人であったといえる。
このプレ学会第Ⅰ部では,宇田が乾氏の御業績にふれるとともに,氏の薫陶を受け,独自の実践を長年にわたって行なってきた黒岩 和子氏へのインタービューを行なう。乾氏の<「遊び」の原理にもとづく造形表現実現の過程>(4頁 図1)は,造形の基本の定着も意識した子どもの実態に基づいたきめ細やかな学習過程モデルとなっており,その「遊び」本来の姿に基づいた構想は,内発的動機づけ(intrinsic motivation)や自己効力感(self-efficacy)などの現在の学習理論における鍵概念にも通じる内容を含んでいる。乾実践の集大成とも言える大阪市立大開小学校研究の研究同人であった黒岩氏には、大開小の実像とその後の自らの実践の要諦を語っていただく予定である。
第Ⅱ部では,美術教育の世界で多義的に遣われている「遊び」概念を俯瞰するために実践発表をもつ。斯界における「遊び」概念の一つは,<「面白そう、やってみたい」という気持ち(−内発的な動機づけ,自己目的的autotelicな活動,フロー体験by M.チクセントミハイ>を活かした実践<色水遊び,うつし遊び,見立て遊びなど>であり,もう一つは,芸術概念の拡散現象の中で,従来の枠組みより広がった柔軟な内容から造形活動を導きだしていく実践<環境芸術,空間ディスプレイ,ファッション・ショー,メディア・アート,おもしろグッズ,アート・イベントなど>である。子どもの成長・発達段階の関係から,前者は小学校で,後者は中学校高等学校で,それぞれ行なわれることが多い。今回は,團上氏と長友氏の実践発表をふまえて,小中の「遊び」概念の整理を試みる。また,学習指導要領に新設された「共通事項」は,美術教育における「遊びと学び」にどう活かしたらよいのか,文科行政にも通じる水島氏に発表いただくことにする。
最後は,上記発表者,指定質問者・討論者,フロアー参加者を交えて,子どもを幸せにする造形的な「遊びと学び」について多角的に討論したいと考えている。
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