開催日時 | 〜 |
定員 | 80名 |
場所 | 大阪府豊中市待兼山町 大学院言語文化研究科 |
主催 | 大阪大学大学院言語文化研究科 |
オーラルコミュニケーション偏向の授業になって久しくなりますが、中学、高校の(リスニング以外の)英語力は確実に低下しつづけています。また、教員の態勢が整わない段階での小学校英語の導入と低学年化の方針や「授業は英語で」という新学習指導要領の方針が高校で実施され検証もないまま中学での実施も予定される中、教育現場では戸惑いと混乱が広がっています。
本講座では、(理論的な根拠もなく英語教育の失敗の元凶とされた)「文法と訳読」が外国語学習環境での英語力の基盤育成に不可欠であるとの認識の下に、教室でも応用可能な現代の文法・語法・辞書研究の成果を紹介するほか、関連研究領域(言語習得論や学習動機・方略研究、脳機能研究など)の最近の理論的な知見を踏まえ、英語力を着実に伸ばし運用能力の育成にもつながる授業のあり方を(ネットやCALLの活用を含め)総合的に考察するだけでなく、小学校英語にいかに対応するかについても検討します。教員それぞれの造詣・技量を適切に活かし、生徒も理解・納得できる魅力的で効果的な教育の実践を期するものです。また「発音の動的な変化の仕組み」「リズムとイントネーション」「音読の技法」を分かりやすく解説・訓練するとともに、少人数グループの「ネイティブスピーカーによる体験授業」を通じて英語運用力の向上を図るほか、文学作品の意味・語用・文体論的分析も行ない、授業にも生かす知見を深めます。全体討論では、近年の英語教育行政の諸問題について討議し、日本の英語教育のあるべき姿を現実的に考えてみたいと思います。
・定員:80名(先着順:定員に達した時点で大阪大学大学院言語文化研究科HPに掲示します。)
本講座は、社会と大学を直接的に結び、大学の基礎・応用研究を学校の現場で活かしていただくことを主眼としており、中学校、高校、小学校などで英語教育に携わっている方ならびに携わることを目指している方を対象にしています。それ以外の方は定員に余裕がある場合に限り、受講可とさせていただきますので、本研究科HPでご確認ください。
・講習料:10,500円
・参加申込み受付期間:7月2日(水)~7月17日(木) ※期限厳守
・参加申込み方法:大学院言語文化研究科言語文化専攻のホームページ(http://www.lang.osaka-u.ac.jp/lc/)を参照してください。
日時:
2014年8月4日 (月) から 2014年8月8日 (金)
主催:
大阪大学大学院言語文化研究科
協賛:
大阪府教育委員会、兵庫県教育委員会
場所:
豊中キャンパス 大学院言語文化研究科
参加登録:
必要(メール)
URL:
http://www.lang.osaka-u.ac.jp/lc/
連絡先:
言語文化研究科・外国語学部豊中事務室総務係
genbun-soumu@office.osaka-u.ac.jp
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