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とちぎLD教育研究会

栃木県内の小・中学校では、通常学級での指導助手や非常勤講師を活用した具体的な取組が少しずつ行われています。一方、アメリカでは、診断の確定を待たずに読み書き等の習得が遅い子への指導を開始し、指導への反応性に基づいて診断するというRTI(Response to Instruction:指導に対する反応)モデルによる指導を行い、成果をあげています。
今回の公開セミナーでは、アメリカにおいてLD教育最前線でご活躍のLD教育スペシャリストの中川優子先生をお迎えし、RTIモデルによる指導について具体的にお話し頂けることになりました。また、シンポジウムではアメリカのスクールサイコロジストであるバーンズ亀山氏も加わり、アメリカのLD教育から今後の日本のLD教育について語っていただきます。
また、宇都宮大学の松本敏と原田浩司からは、県内の多くの小中学校や授業を参観している状況をもとに提言します。特に、授業の中で、指導助手や非常勤講師を含めた支援や取組、研修等には工夫改善の余地があり、学校全体や授業の中でどのようにLD児を支援するのか、指導助手等がどのようなことを担って支援すればよいのか、今後の授業やLD教育について語りあいます。
日米の比較から今後のLD教育を考えていきたいと思いますので、多くの皆様の参加をお待ちしております。

日 時:2014年7月13日(日) 10:00~16:30(受付9:30~)

会 場:宇都宮大学 2101教室(先着250名) 参加費:無料

10:00~開会
10:15~
講演:「アメリカにおけるLD教育最前線~RTIモデルによる指導の実際~」
      講師:中川 優子 氏(アメリカのLD教育スペシャリスト)
13:15~シンポジウム:日米の比較から今後のLD教育を考える
      ・中川 優子 氏(アメリカのLD教育スペシャリスト)
      ・バーンズ亀山氏(アメリカのスクールサイコロジスト)
      ・松本  敏 (宇都宮大学教育学部教授)
      ・原田 浩司 (宇都宮大学教育学部准教授)

《参加申し込み》参加申し込みは、E-Mail(事務局 福田宛)(senstochigild@yahoo.co.jp)で受け付けます。件名を「公開セミナー参加申し込み」とし、1)参加者氏名(よみがな)、2)〒番号・住所・電話番号・Fax番号、3)所属・職名、4)参加の種別(①一般・②S.E.N.Sの会栃木支部会・③学生・院生)をご記入の上お申し込み下さい。

《主催》とちぎLD教育研究会(S.E.N.Sの会栃木支部会)
《共催》宇都宮大学教育学部
《後援》栃木県教育委員会(予定) 下野新聞社(予定)

《問い合わせ先》日光市立足尾小学校(福田 宜男) Tel.0288-93-2036 Fax. 0288-93-4571
宇都宮大学原田研究室 〒321-8505 宇都宮市峰町350 Tel.028-649-5387

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