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これからの子育て・教育を考えるフォーラム

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大阪府立大学大学院 人間社会学研究科「教育問題特論」オープンセミナー
     これからの子育て・教育を考えるフォーラム
 ~第2回 オルタナティブな学び実践研究交流集会in関西~

多様な教育の存在や活動を、多くの方に知っていただくことを目指して開催する第2回目のフォーラムです。これまでは、与えられる教育を受けることが当然でした。しかし、子どもによって適した教育方法は異なります。
多様な子どもたちの学習ニーズに応えるには、多様な学びの場がもっと増え認められることが必要です。最近は、教育や学校に関する法律を見直す動きも活発化しており、文部科学省も本気で取り組もうとしています。
このイベントでは、多様な教育の実践者と、そのような教育に関心のある人たちが情報を共有し、子どもたち一人ひとりに合った学びが提供できる社会を実現するには、何が必要なのかを考える機会にしたいと思います。

■日時■
とき:2015年2月7日(土)13:00~17:00、2月8日(日) 9:30~15:00
ところ:大阪府立大学 I-Siteなんば2F(大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル2・3階)

■2月7日(土)プログラム■

○基調講演(13:00~14:30)
 清水眞砂子さん 講演『子育ても教育もいろいろあっていい』

長年教育に携わってこられた児童文学者で翻訳家の清水眞砂子さんをお招きし、
子どもの学びについてお話いただきます。

1941年 現 北朝鮮生まれ。1946年4月引き揚げ。
静岡大学卒業後、静岡県立高校教諭(英語担当9年)を経て、
1976年4月より、2010年3月まで青山学院女子短期大学専任教員。
現在、同大名誉教授。児童文学者。
静岡県掛川市在住。

『子どもの本の現在』(本書所収「石井桃子論」で1974年 日本児童文学者協会 新人賞受賞)
『子どもの本のまなざし』(1993年日本児童文学者協会 新人賞受賞)
『学生が輝くとき』『幸福に驚く力』『本の虫ではないのだけれど』
『不器用な日々』『そしてねずみ女房は星を見た』『青原の終わった日ーひとつの自伝』

「ゲド戦記」全6巻(2004年に日本翻訳文化賞受賞)、『朝が明けるまで』(1981年サンケイ児童出版文化賞受賞)
『めざめれば魔女』、『ゆがめられた記憶』、最新刊訳書は『ピーターサンドさんのねこ』

○グループディスカッション(15:00~17:00)

ディスカッションA:清水眞砂子さんと語ろう
「講演でお話いただいた無いようについてもっと詳しく聞きたい」「もっと具体的なことを聞いてみたい」「絵本のこと、翻訳のお仕事についてなど、他のお話も聞いてみたい」。その場に集まったメンバーで、気楽に話せる良い時間をつくりたいと思っています。

ディスカッションB:多様な学びパネルトーク&座談会
■15:00~16:00 パネルトーク
オルタナティブな学びにはどんなものがあるのか。それぞれの特徴はどんなことなのか。
多様な教育の実践者が、実際の活動内容を通してご紹介します。各教育スタイルの比較をすることで、求めている教育スタイルが見つかるかもしれません。

■16:00~17:00 座談会
パネルトークでお話いただいた団体ごとに分かれての座談会です。
教育実践者や、保護者、卒業生、当事者と直接お話いただけます。分からないことや、オルタナティブな学びを選ぶことへの不安など、気軽にお話ししていただけます。興味をもった教育スタイルにご参加ください。

■2月8日(日)プログラム■

○分科会A

■午前の部:学習権の保障と支援の仕組み
子どもの学習権を保障するために、今どんな仕組みが求められているか。多様な学び保障法の実現に向けて、普通教育としての学び、その質の保証にむけたアクレディテーション(相互認証)の仕組みなど、骨子案をもとに踏み込んだ検討を行います。

発題: 汐見 稔幸(白梅学園大学学長 実現する会共同代表)
    喜多 明人(早稲田大学 実現する会共同代表)
    辻 正臣(箕面こどもの森学園 実現する会運営委員)
コーディネート: 中村 国生(フリースクール全国ネットワーク 実現する会事務局)

■午後の部:「フリースクール等」支援へ、私たちからの提言
政府文科省によるフォーラムや有識者会議の設置など、重要な局面にあります。この最新情報を共有したうえで、私たちが大事にすべきことを再確認し、できれば提言として発信したいと思います。

発題: 奥地 圭子(東京シューレ、実現する会共同代表)
    古山 明男(多様な教育を推進するためのネットワーク代表)
    西野 博之(フリースペースたまりば、川崎市こども夢パーク所長)
    小貫 大輔(東海大学、ブラジル学校支援、調整中)
コーディネート: 吉田 敦彦(大阪府立大学 日本シュタイナー学校協会)
※敬省略

○分科会B
■オルタナティブな学び研究発表■
オルタナティブスクールやフリースクール、居場所などの団体が今までに行った研究事業や、オルタナティブな学びに関する研究者が今までに研究してきたことを、一堂に会して発表する初めての試みです。研究発表を通して「オルタナティブな学び」についての実践や理論について深く考える機会になると考えます。

■午前の部【統括:朝倉景樹(シューレ大学)】

・稲垣 貴大(フリースクールみなも):『不登校の居場所における子ども達の過ごし方と進路選択の過程』
・加藤 直人/花井 紀子(フリースクール フォロ):『フリースクールにおけるスクールソーシャルワーク導入の基盤整備事業』
・中尾 有里(箕面こどもの森学園):『オルタナティブスクールと次世代の学び-ESD世界会議から見えてきたこと-』
・久保 礼子(日本イエナプラン教育協会):『子どもの姿に活きるイエナプラン理念~オランダ学校訪問から見えてくること~』
・長畑 洋、他(シューレ大学)『自分から始まる研究』

■午後の部【統括:高山龍太郎(富山大学)】

・三好 正彦(大阪女子短期大学)、鈴木 信尚(京都大学大学院):『箕面こどもの森学園の実践から見るオルタナティブ教育の可能性』
・内田 康弘(名古屋大学大学院):『サポート校生徒はどのような『学び』を行っているのか-X学院V校のフィールドワークを基にした事例研究-』
・吉森 寛子(立教大学大学院):『フリースクールにおける当事者と非当事者の役割についての一考察』
・藤森 晃成(広島大学大学院):『フリースクールにおける「編成資源」』
・南雲 勇多、安 ウンギョン、小山田 優夏(早稲田大学大学院):『暮らしの居場所と子どもの学ぶ権利-学習権保障の視点から』
※敬省略

○分科会C
■つながる、広がる!実践交流■
様々な団体の理念などはよく話されます。しかし、実際にその理念のもと、どのように教育を実践しているのか、その中身は意外と見られないものです。そこで今回は理念ではなく、各スクールの具体的な実践を紹介します。日ごろ見られない多様な学びの場の実際を、ちょっと体験してみませんか。

<実践発表団体>
・きのくに子どもの村学園
・京田辺シュタイナー学校
・コリア国際学園
・自由の森学園
・スマイルファクトリー
・デモクラティックスクールまっくろくろすけ
・東京シューレ葛飾中学校
・フリースクール クレインハーバー
・フリースクール For life
・フリースクールみなも
・箕面こどもの森学園

■参加費■

【一般】1日:1,500円、2日:2,000円
【大阪府立大学の学生・教員】無料
【多様な学び保障法を実現する会・多様な教育を推進するためのネットワーク会員/学生】
1日:1,000円、2日:1,500円

■主催■
オルタナティブな学び実践交流研究集会実行委員会
大阪府立大学大学院 人間社会学研究科「教育問題特論」

■共催■
多様な学び保障法を実現する会
多様な教育を推進するためのネットワーク

■協力団体■
このイベントは多くの団体のご協力により成り立っています。当日はそうした様々な団体を紹介するブースや資料をご覧いただけます。ぜひともご興味のある情報などを見て・聞いて、持ち帰ってください。
学び場 ほしのたね(東京都)
NPO法人 東京賢治の学校 東京賢治シュタイナー学校(東京都)
NPO法人 横浜シュタイナー学園(神奈川県)
オルタナティブスクール伊那谷まあるい学校(長野県)
自主学校 瀬戸ツクルスクール(愛知県)
NPO法人京田辺シュタイナー学校(京都府)
くらしと育ちの森 そらまめ(京都府)
志塾フリースクール「ラヴニール」(大阪府)
NPO法人フォロ(大阪府)
NPO法人フリースクールみなも(大阪府)
NPO法人 箕面こどもの森学園(大阪府)
結空間(大阪府)
神戸フリースクール(兵庫県)
デモクラティックスクールまっくろくろすけ(兵庫県)
西宮サドベリースクール(兵庫県)
NPO法人 ふぉーらいふ(兵庫県)
支援塾ネット関西支部
多様な教育を推進するためのネットワーク
多様な学び保障法を実現する会
日本イエナプラン教育協会
日本シュタイナー学校協会
NPO法人フリースクール全国ネットワーク

他、多数団体予定

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