【京都嵯峨芸術大学】連続公開講座　京の美意識　第103回　伝統を引き継ぐ重みと喜び

■イベント概要
連続公開講座　京の美意識　第103回　伝統を引き継ぐ重みと喜び
○講師：住井啓子〈小丸屋住井 代表取締役社長〉

○講演内容
「うちわ」は五世紀頃、古墳時代に中国から伝わって来たと考えられます。
あの高松塚古墳の壁画にも神聖な祭祀用として描かれているように、位の高い人が光や目を遮る為にかざす道具として使用されていたようです。
そうした「うちわ」の歴史をはじめ、小丸屋の歴史や舞扇、舞踊小道具のお話をさせて頂きます。

講師プロフィール
住井　啓子（すみい　けいこ）　小丸屋住井 代表取締役社長

小丸屋住井　十代目小丸屋善太郎
舞扇子デザイナー
幼少より日本舞踊(坂東流)を習い、７歳で初舞台を踏む。舞踊経験を生かし舞台小道具の製作、時代考証を行う。特に舞扇子のデザインに関しては花柳界からの信頼が厚い。
2000年　舞台用小道具として深草うちわを復元し、以後毎年新作うちわ展を開催。
2004年　「京遊団扇」出版にあたり監修を務める。
深草うちわ復元以降、大学や寺院、その他講演依頼を積極的にこなし、京都の伝統文化を守る活動を広げている。

日　時
2015年12月19日（土）
午後２時２０分～３時５０分（予定）
会　場
　京都嵯峨芸術大学 罧原キャンパス有響館Ｇ４０１教室

■備考
参加費無料
問合先
社会連携・研究支援グループ　連続講座「京の美意識」係
０７５－８６４－７８９８
※開催日の１週間前までにお申し込みください。