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日本英語教育史学会 第257回 研究例会

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①英語教育史入門セミナー(第5回)
  外地での英語教育―満洲を中心に―
          佐藤 惠一 氏(工学院大学 [非常勤])

【概要】
戦中における外地での日本人子弟教育はどのように行われていたのであろうか?そんな素朴な疑問と元来中国の生活や文化・言語に興味があった私は満洲を中心として徐々に台湾や朝鮮へと東アジアの植民地教育に関心を抱くようになりました。
始めた当初は,こうした外地の教育を,しかも英語を中心に調査をする研究者はほとんど存在せず(またそうした資料も少ないこともあって),先駆的なことだったとは思いますが,現在ではこうした分野もインターネットの普及とともに国内でも少しずつ進んできていると思われます。
私の場合かつてこの学会で満洲を中心に文章に残し,台湾や朝鮮については発表をさせていただきましたが,今回は自分自身への確認も含め,日本が大東亜共栄圏構想の原点とした満洲を中心に日本人子弟教育がどう行われていたかその一端をご紹介していきたいと思います。

②研究発表
  戦後英語教育政策史へのアプローチ
          江利川 春雄(和歌山大学)

【概要】
戦後70年の英語教育政策史をマクロ的に通観し、「国民教育としての英語科教育」の成立・発展過程をたどることで、エリート育成策に傾斜する現状を省察する。
とりわけ、敗戦占領下での新制中学校への英語導入過程、アメリカ側のソフト・パワー戦略としての英語教育振興策、経済界からの英語教育要求、臨時教育審議会での英語教育政策論に焦点を当てたい。

<問合せ先>  四天王寺大学 教育学部 拝田研究室(拝田 清)
メール:khai4415@shitennoji.ac.jp
電 話:072-956-3181(代表)

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