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日本英語教育史学会第258回研究例会

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内容
研究発表 
「戦後の高校英文法教育史(その1):
検定教科書の9年間と,自由化後の高校現場」
久保野 雅史(神奈川大学)
【概要】5月の全国大会では、①高校文法検定教科書の廃止は、学習指導要領の改訂と直接的には関係していないこと、②教科書の種類は「検定受理種目」で決まること、③文法教科書廃止後も、高校では「準教科書・副教科書」と呼ばれる教材が採用され続けたこと、等を指摘した。
今回の発表では、検定受理種目から文法が消えた経緯について、教科書検定関係者への聞き取り調査を行った結果を踏まえて、種目の改廃・変更がどのように起案され審議されてきたのか報告したい。
また、江川泰一郎のA New Guide/Approach to English Grammarと『英文法解説』、安井稔のA Better/Shorter Guide to English Grammarと『英文法総覧』を具体例として取り上げ、文法検定教科書廃止前後の文法教育の状況を明らかにしたい。

自著を語る 「近代日本の陸海軍を英語教育史から見直す:
江利川春雄著『英語と日本軍:知られざる外国語教育史』を素材に」
提案者:江利川 春雄(和歌山大学)
【概要】日本軍の近代化に果たした外国語の役割、陸海軍における外国語教育の実態、アジア・太平洋戦争期の英語軽視と敗戦との関係、米軍の日本語教育との対比、戦前と戦後の連続性などの諸問題を、英語教育史の視点から読み解きます。約15年に及んだ資料収集、旧軍人への取材の苦労、繰り返される原稿の書き直し。涙と感動の裏話も聴いてやってください。
指定討論者:横山 多津枝氏(防衛大学校)

問合せ 日本英語教育史学会例会担当
reikai@hiset.jp 

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