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第3回RLA研究会(福井市)-探究的な学びを促すResearcher-Like Activityによる授業の事例研究- 

開催日時 10:00 12:00
定員50名
会費0円
懇親会の定員20名
懇親会の会費5,000円
場所 福井県福井市文京3-9-1 福井大学文京キャンパス総合研究棟Ⅰ・理数教育演習室(7階)

この研究会の概要としては,中・高の数学教員向けのRLAを研究するオープンな会です。今回は,この会を主宰する伊禮三之氏(琉球大学)の基調講演と下町壽男氏(岩手県立花巻北高等学校長)の招待講演を予定しております。また,事例についての講演と報告を予定しております。

【趣旨】
RLA(Researcher-Like Activity)とは,研究者の活動をモデルとして縮図的に授業に組込み,研究者の活動のおもしろさや困難さを模擬体験しながら,主体的な探究活動とともに学習者の意欲 を引き出す教育実践で,市川伸一氏により提起され,狩俣智氏によって中学校の数学教育に導入されました。本研究では,狩俣氏の研究をうけ,さらに継続・発展させるべく, の教育論的 RLA な意義づけ―とりわけ近年重視されている数学的活動や数学的コュニケーション能力,数学的表現力の育成との関連―とともに,中学校の数学教育はもとより本格的な高等学校への適用可能性 近年,次期学習指導要領改訂の動きに合わせて主体的・対話的で深い学びとを探りたいとしてのアクティブ・ラーニングに注目が集まっています。

今回は,RLAのアクティブ・ラーニングにおける位置づけも議論していきたいと思い,アクティブ・ラーニングの学校ぐるみの実践て著名な下町壽男先生(岩手県立花巻北高等学校校長)をお招きしました。
第3回研究会は,下記のように福井大学文京キャンパスを開催します。研究会はオープンに行いますので,ご関心のある方はふるってご参加下さい。
なお,本研究は下記のメンバーで2014年~2016年の科学研究費助成を受けています。
研究代表者:伊禮三之(琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻(教職大学院))
■日時
①公開授業/2016年10月28日(金)13:20~14:10
なお,この公開授業は第65回北陸四県数学教育研究(福井)大会の一つとして実施されるものです。こ の日の会場は,福井県立高志高等学校です。授業参観希望者は,大会参加費3,000円が別途必要です。
②研究会/2016年10月29日(土)10:00~10月30日(日)12:00
■会場
福井大学文京キャンパス総合研究棟Ⅰ・理数教育演習室(7階)
(〒 910-8507 福井県福井市文京3-9-1 )
■会場担当窓口教員・福井大学大学院教育学研究科教職開発専攻/風間寛司准教授/℡:0776-27-8953/E-mail:h-kazama☆u-fukui.ac.jp ☆を@にしてください。
■日程・内容
①28日(金):公開授業「フィボナッチ数列の周期性を題材としたRLA」実施時間;13:20~14:10(高校1年対象/授業研究会はありません。)授業者/青木慎恵(福井県立高志高等学校教諭)
②29日(土)~30日(日)研究会「講演と実践報告による の検討」 RLA 実施時間;29日(土)10:00~17:00,30日(日)09:00~12:00
基調講演/伊禮三之 (琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻教授)「アクティブラーニングの類型化とRLA」
招待講演/下町壽男(岩手県立花巻北高等学校校長)「自らの言葉で語り,探り,進めるアクティブラーニング」
講演①/金城文子(沖縄県立陽明高等学校教諭) 「パスカルの三角形を題材としたRLA 」(琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻教授)
講演②/伊禮三之 青木慎恵(福井県立高志高等学校教諭)「教職希望学生に対するRLAの試み ― 正多面体を題材に 」
講演③/小林俊道 (東京女子学園中学・高等学校教諭)「合同変換によるRLAのポスターセッション(中1)― お互いの考えに学びあう 」
講演④/前川友樹(福井県高浜町立高浜中学校教諭)「福井県の算額を題材とした高等学校授業づくり―中野神社の算額を題材としたR LA の試行」
報告①/齋藤忠之(新潟大学教育学部附属長岡中学校教諭) 「標本調査におけるRLA ― 実践「標本調査は全数調査を越えるのか」を事例として
報告②/青木慎恵(福井県立高志高等学校教諭) 公開授業「フィボナッチ数列の周期性を題材とした RLA」の報告

■連絡・問い合わせ 伊禮三之 m-irei☆edu.u-ryukyu.ac.jp ☆を@にしてください。または 098-895-8442 (研究室直通)

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