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幼少年造形美術研究会 冬の学習会「造形・図工・美術の栄養とばんそうこう-実践家 板良敷敏先生と話す-」

開催日時 14:00 17:00
定員50名
会費500円
場所 大阪府大阪市北区中之島4丁目3−53 大阪大学中之島センター 6階

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[演者紹介]
板良敷 敏(いたらしき さとし)
1945年生まれ。大阪教育大学卒業後,大阪教育大学附属平野小学校教員として「造形遊び」の実践開発に取り組まれ,平成元年度の学習指導要領作成協力者,大学教員を経て,文部科学省教科調査官,国立教育政策研究所教育課程調査官,文部科学省初等中等教育局視学官を歴任し,平成10年度版の学習指導要領作成に携わる。
2016年春の叙勲において,瑞宝双光章を授与され,11月の園遊会(中止)にも招待される。

[参加者のみなさまへお願い]
 本文下部の[学習会の趣旨]をご理解いただき,参加の皆様には板良敷先生にご意見やご指導を頂きたいと考える日頃「大切にされていること」や「そのために取り組み及びその成果と課題」また「漠然としていて掴みにくい課題」などをお知らせ下さい。当日の話題にしたいと考えております。
 なお,会費は当日お渡しする資料(2015年の板良敷先生の講話の記録)代となります。
CAP研 代表 西尾正寛 m.nishio@kio.ac.jp

[学習会の趣旨]
私達,幼少年造形美術教育研究会(通称Child art project略称Cap研:以下Cap研と称する)は若手・中堅教員の教育力の育成と向上を目指して活動に取り組んでいます。
Cap研では,2015年9月に板良敷敏先生をお招きし,お話を伺う機会を得ました。先生は講話を通して,造形・図画工作・美術教育が経てきた歴史に基づく将来に果たすべき役割とその可能性,そして課題と解決のための方法にかかわる多くの示唆を示して下さいました。
以下は昨年に伺ったお話の内容からの抜粋です。

・[生きる力]を育成するために子供の「もてる力」に寄り添った指導や厳選された内容もそうですが,一番先鋭に出たのが,図画工作科なんですね。…中略…先生から子供に“○〇させる”表現を控えて,子供が主語になる解説書にし,その点で図画工作は,どの教科よりも進んでいたと言えるのではないでしょうか。
・この教科では,担任の先生が替われば評価が変わると言われないように,どういう力を育てるかということを,よく検討して,同僚間はもちろんのこと,子供の成長・発達の筋道をきちんと立てて不断に検証することが大切で,これまで,この教科では,すごく弱かったのではないでしょうか。

 教育が見失いかけているロマンを先生から受け取るのには1回のお話では足りず,今回,先生に新たな機会をいただくこととなりました。そして,板良敷先生のお話をCap研のメンバーだけで独り占めするのはあまりにももったいないということになり,今回は参加者をCap研の会員に限らず,造形・図工・美術教育に関わる多くの方とともに学ぶ機会として本会を設定すことにいたしました。

 子供の教育における重要な役割を認識しつつ,その役割を様々な要因によって果たせず,傷つくことの多い造形・図工・美術教育だが,その解決に携わるのは私達の役割です。
 この会が,先生のお話をもとに,参加して下さる皆様自身が,必要な力(栄養)と方策(ばんそうこう)見つけ出していだだける機会となれば幸いです。

なお,このサイトからの参加手続きがわかりにくい場合は,以下のアドレスにて直接お申し込み下さい。
m.nishio@kio.ac.jp
畿央大学 西尾正寛

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板良敷先生のお話を聞く会(幼少年造形美術研究会主催)に参加して

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