2017J-SHINEトレーナー主催(自主開催)フォローアップ講座in札幌 ~シンセティックフォニックスを用いた2つのワークショップ....~
開催日時 | 10:00 〜 17:00 |
定員 | 60名 |
会費 | 7000円 |
場所 | 北海道札幌市北区北16条西2丁目 藤女子大学 北16条キャンパス 新館4階 471講義室 |
いよいよ2020年度から3,4年生の外国語活動、5,6年生の英語教科化が決定しました。3年生から英語に触れ始めることで、今まで音声中心であった活動から音と文字の結びつきの気付きを促しさらに読書きに繋げていくことが可能になりました。
しかし、書くこと読むことを急ぐと子供たちの「英語嫌い」を誘発しかねません。今まで同様音声中心の指導を心掛けた上で、音と文字の関連性への気付きを促し、無理なく興味を持ちながら読み書きを定着させることが大切です。
今回は北海道ではまだなじみがありませんが、イギリスの公立小学校の約70%(2005年調査)で用いられている「読み書きの基礎作り」シンセティックフォニックスを用いた指導法をイギリス在住の山下桂世子先生に来道いただき直接ご指導いただきます。また石谷トレーナーが実際にこの指導方法を用いた実践例と成果も紹介いたします。
多感覚(見る、触る、聞く、動ごく、言う、書くなど)を用いることで、一回10-15分の授業で素晴らしく高い定着率が見られるこの方法は、担任の先生が短時間学習で日本語で指導することも可能です。4年間かけてこの指導を行うことで、中学校で学習する約70%の単語を暗記に頼らず自分の力で読み書きできるようになり、英語嫌いを作ることなく、スムーズな読み書きへの移行が出来ることが期待できます。
是非この機会にシンセティックフォニックスを一緒に学びましょう。
◆◆ シンセティックフォニックスとは?!◆◆
フォニックスとは、「文字(綴り)と音の関係」、またはその指導法を言います。これまで日本ではアナリティックフォニックスが一般的でした。 これはアルファベット順に大文字と小文字を同時あるいは大文字から順に指導していくため、アルファベット26文字を理解し、ある程度の単語を知っているのが前提でした。
これに対しシンセティックフォニックスは、「s,a,t,i,p,n」のように①読める単語が増えやすい順に、②英文のほとんどを占める小文字から、③文字の音だけを先に指導、④英語の42(44)の音と文字(綴り)を最初の段階で学ぶのが特徴で、前提が不要で学習者に負担が少なく、三文字を学習した段階からすぐに単語を読む練習を始めることができます。 シンセティックフォニックスは、日本の小学校での語句後の文字指導と同じ方法で英語の「文字と(綴り)と音の関係」を指導する方法です。 そしてイギリスでは68%の学校、世界120ヵ国以上(2005年データ)、など多くの学校で使用されている教材がジョリーフォニックスです。
◆◆ジョリーフォニックスの特徴◆◆
①英語の読み書きのつまずきをなくす。 英語学習の基礎となる読み書きを丁寧に指導し、単語の読み書きのハードルを低くします。
②単語学習の負担を減らす。英語の綴りの規則性がわかるようになり、暗記に頼る必要が無くなります
③お話や絵本、歌、アクション(動作)を使って、飽きずに楽しみながら学べる。
④英語を母語としない子供にも学びやすい。
⑤特別支援が必要な子供にもやさしいプログラム 視覚、聴覚、身体感覚などをフルに活用する「多感覚法」を取り入れているので、記憶に残りやすく、LDや発達障害をもつ子供たちにも効果的な手法です。
⑥教え方、学び方が極めてシンプルで、短時間学習の積み重ねでマスターできる。 カリキュラムは系統的に組み立てられており、子供にとって学習の負担が少なく、指導者にとってもシンプルでわかりやすい構成です。 1日15分、流れに沿ったレッスンを繰り返し行う事で、早い段階から英語の読み書きができるようになります。
内容
第一部 8月26日(土曜日)「読み書きの基礎作り」
9:30-10:00 受付
午前の部
10:00-10:10 オープニング
10:10-12:30 シンセティックフォニックスについて
午後の部
13:20-14:05 公立小学校での実践発表
14:10-15:10 workshop: ジョリーフォニックスの指導法について
15:20-16:50 すべての子供たちが学べるために
16:50-17:00 クロージング
第二部 8月27日(日曜日) 「読み書きに困難を持つ子供たちへの文字指導」
9:30-10:00 受付
午前の部
10:00-10:10 オープニング
10:10-12:30 子供が感じる「困難さ」体験
午後の部
13:20-14:05 公立小学校での実践発表
14:10-15:10 workshop: 多感覚を用いた指導法
15:20-16:50 明日からでも使えるアイディア教材
16:50-17:00 クロージング
講師
山下 桂世子/Jolly Phonics・Jolly Grammar 公式トレーナー(イギリス在住)
榛谷 都/臨床発達心理士・特別支援教育士(JUN International preschool 校長)
石谷 佳子/ J-SHINEトレーナー(小樽市 JTE・藤女子大学非常勤講師)
会場 藤女子大学 北16条キャンパス 新館4階 471講義室
(公共交通機関をご利用ください。)
費用 第一部 4,000円 / 第二部 4000円 / 第一部&第二部セット 7,000円
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■お申し込みはこちらから↓↓■
こくちーずプロイベントページ:
http://www.kokuchpro.com/event/2017sapporofu/
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講師プロフィール
山下桂世子 :愛知県で小学校の教員(通常学級と特別支援学級)、イギリスのプリスクールでの勤務経験を経て、現在は現地の小学校でTeaching assistantとして英語を母語としない子供たちに英語を指導。また、2012年ノッティンガム大学大学院教育学部特別支援修士号を取得し、勤務校で特別支援チームリーダーとしてスタッフをサポートしている。日本語講師としても活躍。2013年からJolly Phonics,Jolly Grammarのトレーナーとして活動を開始。主に日本でトレーニングや南魚沼市を始めとする各地でジョリーフォニックスの教員研修を行う。2017年に東京書籍より『初めてのジョリーフォニックス-ティーチャーズブック-』と『はじめてのジョリーフォニックス-スチューデントブック-』を出版。
榛谷都 :1998年より東京都杉並区で、 JUN International Preschool (1歳から就園前の子供を英語で保育)を主宰。幼児から大人まで対象の英語教師の傍ら主に発達障害の専門家として、東京都の公立小学校、中学校、高校、特別支援学校で臨床発達心理士、特別支援教育士として勤務中。英語教育、発達障害のペアレントトレーニングを、定期的に地域の図書館で、無料にて講演。TEACCH、ESDMの現場視察で、度々米国も訪問。
石谷佳子 :J-SHINEトレーナー、小樽市教育委員会非常勤講師、藤女子大学文学部非常勤講師、YMCA英語専門学校非常勤講師、YI English Education主宰。2000年に商社海外勤務経験を活かし児童英語講師に転身。2009年にトレーナー資格を取得後札幌市、石狩市、小樽市にて小学校英語活動の支援にあたる。現在は小樽市のJTEとして、小学校3年生から6年生の国際理解活動、英語活動を支援している。小樽市、釧路市、岩見沢市の教員研修会講師も務る
★★★★★★!!札幌・小樽 公開授業見学者同時募集!!★★★★★★
~山下桂世子先生のJolly phonicsを用いた公開授業~
① 8月25日 13:35~16:10 於:札幌市立幌北小学校 6年生
札幌市北区北19条西2丁目1-1 (地下鉄北18条駅より徒歩5分)
一般枠最大30名 (先着)
② 8月28日 13:30~16:00 於:小樽市立奥沢小学校 5年生の予定
小樽市奥沢二丁目5番1号(JR南小樽駅よりTaxiで4分、中央バス奥沢口より徒歩7分)
一般枠最大15名 (先着)
●公開授業の参加は無料です
☆☆☆☆お申し込みは直接メールで!!☆☆☆☆
①名前②所属③連絡先④小樽or札幌をご明記の上、下記運営委員会までお申し込みください。 詳細をお知らせいたします。
公開授業お申込み先 : jnetsapporo@gmail.com
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