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京都大学公開講座春秋講義「身近になった宇宙」-平成29年度秋季・第1日目-

開催日時 13:00 16:20
定員500名
会費0円
場所 京都府京都市左京区吉田本町 
京都大学公開講座春秋講義「身近になった宇宙」-平成29年度秋季・第1日目-

 春秋講義は、京都大学における学術研究活動の中で培われてきた知的資源について、広く学内外の人々と共有を図るため、1988(昭和63)年秋から開講している公開講座です。年に2回、春と秋にテーマをもうけ講義を行います。
 平成29年度秋季講義は「身近になった宇宙」をテーマに、11月4日、11日に開催します。

〇第1日目
◆13:00~14:30
[タイトル] 極限の宇宙 -観測と対峙する一般相対性理論の世界
[講師] 田中 貴浩 (理学研究科 教授)
[講義概要] 我々の宇宙の時間発展を支配するもっとも重要な力は重力です。重力は最高に美しい理論のひとつとされる一般相対性理論によって記述され、そのほころびは今日に至るまで見えてきていません。そればかりか宇宙の始まりやブラックホールといった一般相対論にもとづく理論的予言が観測との比較で急速に確かめられようとしています。重力波の発見という一般紙をも賑わした科学的大発見も、最新の宇宙像をさらに豊かなものにしています。

◆14:50~16:20
[タイトル] オーロラから宇宙を知る ―オーロラ研究の最新事情
[講師] 海老原 祐輔 (生存圏研究所 准教授)
[講義概要] オーロラはもっとも身近な宇宙現象の一つです。オーロラは美しいばかりではありません。地球近くの宇宙の状態を映し出す巨大なスクリーンであり、多くの情報を含んでいます。最近ではスーパーコンピュータでオーロラの大まかな動きが再現できるようになり、オーロラの原因となる宇宙の仕組みが急速に分かりつつあります。講義では、オーロラの多様性と最新の理解について紹介するとともに、オーロラと私達との繋がりについても考えてみます。

□会場   :京都大学 百周年時計台記念館 百周年記念ホール
       ※駐車場はございませんので、公共の交通機関をご利用ください。
□時間   :13:00~16:20(開場12:30)
□参加費  :無料
□対象   :どなたでもご参加いただけます。
□申し込み :不要
□問い合わせ:京都大学総務部渉外課
       (住所)〒606-8501 京都市左京区吉田本町
       (電話)075-753-2233 (FAX)075-753-2246
       (E-mail) kinen52*mail.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

<京都大学春秋講義(平成29年度 秋季講義)プログラム>
テーマ:身近になった宇宙

【第1日目】 11月 4日(土)
「極限の宇宙 ―観測と対峙する一般相対性理論の世界」
田中 貴浩(理学研究科 教授)
「オーロラから宇宙を知る ―オーロラ研究の最新事情」
海老原 祐輔(生存圏研究所 准教授)

【第2日目】 11月11日(土)
「日本の有人宇宙活動」
土井 隆雄(宇宙総合学研究ユニット 特定教授、宇宙飛行士)
「ロケットと人工衛星計画の極意、そして、驚きの宇宙利用法」
山川 宏(生存圏研究所 教授)

(ホームページ) http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/social/events_news/office/soumu/shogai/event/2017/171111_1540.html

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