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VUCA時代の先を見据えた 小さな大学の生き残りのカタチと危機感のカタチ

開催日時 16:00 19:00
定員40名
会費会員1000円 非会員2000円 学生500円円
懇親会の定員30名
懇親会の会費3000円程度 実費円
場所 千葉県松戸市岩瀬550 聖徳大学クリスタルホール

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高等教育問題研究会FMICS2019年9月例会(第717回)をご案内いたします。

   VUCA時代の先を見据えた 小さな大学の生き残りのカタチと危機感のカタチ

■高等教育問題研究会FMICS2019年9月例会(第717回)をご案内いたします。定番となりました「ちいさな大学を本音で語り合う」シリーズを今年も、企画プロデューサーは、秋草学園短期大学の秋草さんです。

■大学の生き残りの戦いは、いよいよ、熾烈を極めます。空中戦における損害量の計算法則から導き出された「ランチェスター戦略」によれば、大は大の、小は小の戦い方があり、大が小に常に勝つとは限りません。小が爪先立って背伸びをしても大には勝てません。小がなし得る強力な戦略は、大学の主役で生きた資産であり、大学の未来のカギとなる学生の一人ひとりの可能性をきめ細かく引き出すことではないでしょうか。

■Volatility=不安定、Uncertainty=不確実、Complexity=複雑、Ambiguity=曖昧、VUCA時代の先を見据え、短期大学の生き残りについて、小さいことは弱さではないこと、小さいところだからこそやるべきこと、やってはいけないこと等について、ご参加の皆さんと確認・整理します。

■秋草さんからのメッセージです。
●定員厳格化により最近の首都圏の大学は、3年前まで定員割れをしていた大学さえ充足率160%や140%を超える大学が現れました。当該大学の募集担当者は、危機感を持っている方もいる
が、学内は定員超過になった瞬間から安穏とした
空気が流れ始めたと聞きます。東京の多摩地区にあった学部を23区内に、呼び戻せば安泰だという方もいます。このような現状の短期大学の入試広報担当者の悩みは、18歳人口の減少が進行してゆく中、四大進学の勢いが増す一方で、短期大学の募集停止の流れは止まらないという出口が見えてこないことです。●今年の9月初旬に日本私立短期大学の入試広報担当者対象の研修を開催し
ます。私は運営委員なので、そこで我々短期大学の入試広報担当者にできることはなにかを真剣に考え、実行していかなければ短期大学は生き残っていくことはできないという危機感のカタチをまとめようと思っています。今回は、その報告と小さな大学の生き残りのカタチを議論したいと思います。

■秋草さんの問題提起のあとに、参加者全員参加
のワールドカフェっぽいグループワークをいたします。テーマは、
 1.これからの大学にあったらいいな、こんな  こと。
 2.一緒に仕事がしたくなる人はとは。
です。皆さまには、大いに思うことを発言していただくようお願いいたします。各グループの代表に、グループが取り上げた話題を発表していただき、最後に、秋草さんに総括をしていただきます。

■ご参加の皆さまには、KPI(重要業績評価指標)=「データ至上主義」的様相を呈する現代社会に疑問を呈している『測りすぎ なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』ジェリー・Z・ミュラー[松本裕訳](2019年4月16日刊行、みすず書房を一読されることを強くお勧めいたします。
 また、「週刊ダイヤモンド」2019.9.7号大学激変序列もお目通しのうえ、ご参加くださいますようお願いいたします。

□日 時 2019年9月21日(土)受付午後3時30分 研究会4時~7時 情報交換会午後7時15分~8時45分
□場 所 聖徳大学・短期大学部 松戸キャンパスクリスタルホール8504会議室
□テ ー マ  VUCA時代の先を見据えた 小さな大学の生き残りのカタチと危機感のカタチ
□企画プロデュース 秋草学園短期大学入試広報室長 秋 草 誠
□参加費 会員:1000円 非会員:2000円 学生:500円
□申込&問合せ先 米田敬子 yoneda@fmics.org
 *お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
 *参加費は当日会場でお支払いください。
 *詳細は http://fmics.sblo.jp/ で確認ください。

■■ 速 報 ■■ 高等教育問題研究会FMICS10月例会

□日 時 2019年10月19日(土) 受付午後3時30分 研究会4時~
7時
□場 所 横浜市立大学金沢八景キャンパス
□テ ー マ これからの入試をデザインする大局観 ~“改革”政策に惑わされないために ~
□企画プロデュース 横浜市立大学アドミッション専門職・学務准教授 出光直樹

□出光さんからのメッセージ
 数年間にわたる高大接続改革の議論の流れを行けて、2021年度入学者より適用される大学入試改革に対しては、それが円滑に実施が出来るのか不安視する声や、導入の見送るを求める声が相次いでいます。
 現行の「大学入試センター試験」の替わりに新たに導入される「大学入学共通テスト」では、国語と数学で記述式の問題が出題されることになりましたが、限られた時間的制約の中で50万人もの受験者の解答を公正かつ安全に採点できるのか懸念されるとともに、受験生による自己採点が困難であることも、1次試験としての位置づけの中では大きな課題となっています。
 英語については、「大学入学共通テスト」の中で筆記とリスニング試験が実施されるとともに、4技能を評価する民間英語資格・検定試験も合わせて活用することとなりましたが、これについても50万人規模の受験生が、原則として受験年度の4月~10月という限られた期間の中で無理なく民間英語資格・検定試験を受けることが出来るのか、懸念されています。
 高校生の学習離れということが主要な問題関心に含まれていた高大接続改革の議論でありましたが、「高大接続テスト」「達成度テスト(基礎レベル)」「高等学校基礎学力テスト」などとして構想されていた仕組みについては、結局のところ既存の検定試験を認定するだけの「高校生のための学びの基礎診断」の仕組みに矮小化され、中間層以下の高校生の学力を評価し担保するためのインフラ作りは手付かず
のままです。最近公表された調査研究(山村滋/濱中淳子/立脇洋介『大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか』)でも、近年の入試改革は、ほんの一部の高校生にしか影響を与えていないことが報告されています。
 日本の高大接続(入学者選抜方法)は、諸外国では当たり前のインフラを欠いたままに、一部の入試機能だけが肥大化する独特なスタイルを作り上げてきました。
 今回の改革で取り残された課題を見極め、各大学において本当に適切な入試の在り方をデザインするための視点を考えてみたいと思います。

■■ 速 報 ■■ 高等教育問題研究会FMICS11&12月例会

【11月例会】
□日 時 2019年11月30日(土)受付午後3時30分 研究会4時~7時
□場 所 聖徳大学・短期大学部 松戸キャンパスクリスタルホール8504会議室
□テ ー マ  SDGsはTHINK BIG あなたとわたしの未来が見えてくる PART1
□問題提起 日能研代表 高木幹夫
      ともクリエーションズ代表取締役 渡邊桃伯子

【12月例会】
□日 時 2019年11月30日(土)受付午後3時30分 研究会4時~7時
□場 所 聖徳大学・短期大学部 松戸キャンパスクリスタルホール8504会議室
□テ ー マ  SDGsはTHINK BIG あなたとわたしの未来が見えてくる PART2
□問題提起 12月例会は、多くの皆さまに、大学とSDGsについて語っていただきたく、発表者を公募いたします。公募の詳細につきましては、http://www.fmics.org/でご案内いたします。
□問合せ先 米田敬子 yoneda@fmics.org 090-8454-6868

★★ 「FMICS BOOK PARTY」9月 ★★ 
 「FMICS BOOK PARTY」は、仲間と指定された本を読むことによって、「本」との出会い、「人」との出会い、「自分」との出会いを楽しむ「安全な場」です。ポストイットを使い、グループワークにより指定図書を深く読み込みます。
□日 時 2019年9月12日(木) 午後6時半受付 PARTY7~9時
四谷・蔵や 新宿区四谷1-42綿半野原ビル1F 電話:03-3356-7571
□指定図書 『現代語訳論語と算盤』 2010.2 ちくま新書 渋沢栄一
□進行担当 桜美林大学名誉教授 高橋真義 
□参 加 費 会員:1000円 非会員:2000円 学生: 500円
□申 込 先 米田敬子 yoneda@fmics.org

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