
主催:教科の本質がわかる授業研究会 後援:NPO日本標準教育研究所
会場:日本標準社ホール(詳細はプリント参照)
ご挨拶:
最近、東京都では、社会科を学校研究の中心に据える学校はほとんどないと言っていいと思います。また、若い先生の中には、社会科の授業づくりに対して苦手意識をもつ方も多いと聞きます。一方では「何ができるようになるか」を問い、“主体的・対話的で深い学び”が推奨されています。それらを実現した社会科は、どのような授業が行われ、どのような子どもの姿が実現されるのか、その具体像を実践提案やワークショップを通して、みなさんと考えていきたいと思います。
内容:
「(1)教科書を使った授業づくり
社会科の教科書は、学習問題づくりがあり、その後に学習内容が見開きでまとめられています。しかし、内容を一つ一つやっていくと、いつの間にかそれらを覚える学習となってしまい、社会科が大切にするべき民主的な価値を学ぶことが実現されません。学習問題とは、そうした内容を学ぶことに必然性をもたせるためのものです。そこでまずは、この「問題」について考えます。「問題」とは何なのか、教師が問題として提示すればそれは一人一人の子どもにとって「問題」となったと言えるのか。そしてこの「問題」によって、教科書の単元全体がどのように見えてくるのか、実践例をもとに考えます。
(2)教科書を使いこなす子どもを育てる
教科書を教えるのか、教科書で教えるのか、という議論があります。しかし、この議論は、教師の側から授業を見ているという点では同一線上にあるといえます。子どもにとって、教科書をどういう存在にしたいのか、という視点に立った時、子どもの教科書観に働きかけるための単元づくり、教師の手立てが重要になってきます。実践紹介のあとは、参加者の皆様と授業プランを作りと交流を行います。また、学級経営の視点からの授業づくりについても触れていきます。
東京学芸大学附属小金井小学校 岸野 存宏
社会科の初志をつらぬく会 関東研究部長、教科書執筆者(教育出版・小学社会)
参加費:1000円(学生は無料)
持ち物:
授業プランを作成したい教科書・副読本等
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