子どもたちの「居場所」としてのネット・ゲーム【金子総合研究所オンラインセミナー】

近年、インターネットやオンラインゲームに対する世間の注目は大きくなり、そのネガティブな側面がメディアなどにセンセーショナルに取り上げられることも多くなってきました。実際に児童精神科の外来でもインターネットやゲームに関する相談は多くなりつつあり、その内容は多岐に渡りますが、その多くは保護者の不安に根差したものであると考えられます。

現代の子どもにとってインターネット環境やオンラインゲームは生まれた時からそこにあるもので、当たり前のように利用するものです。ただ、子どもを取り巻く大人はインターネットやオンラインゲームの世界に子どもたちがどのように関わっているのかについてあまり多くを知りません。そのため、なんだか得体のしれない、危ないものと思い、否定的な視線を向けがちです。

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けれども、ある子どもにと...

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