【神奈川LD協会 オンライン講座】アンコール講座 どうなるWISC-V? + 質問コーナー ・ そうだ、大六先生に聞こう! 大六一志先生(日本臨床発達心理士会茨城支部 支部長)
開催日時 | 09:30 〜 11:30 |
定員 | 100名 |
会費 | 3,000~4,000円 |
場所 | その他 zoomによるオンライン講座 |
「アンコール講座 どうなるWISC-V? + 質問コーナー ・ そうだ、大六先生に聞こう!」
申込方法・詳細はこちらから
http://www.246.ne.jp/~kanald/online.html
知能検査WISCは、米国では2014年よりWISC-Vが使用されており、日本版も刊行の準備が最終段階まで進んでいます。そこで刊行に先立ち、WISC-Vの特徴についてお話しします。すなわち、①指標得点が5つになり、CHC理論の第Ⅱ層に準拠しました。また、②従来の指標得点の他に、GAI、CPI、非言語など、5つの補助指標得点が用意されました。さらに、③オプションの指標として、Namingの流暢性 (RAN)や連合記憶など、長期記憶と検索(Glr)の領域が測定できるようになり、学習障害の原因メカニズムを調べることができるようになりました。これらにより、活用の方向性も変わっていくことが予想されます。
WISC-Vについては、まだご紹介できるデータがなく、時間に余裕があると思いますので、残りの時間は質問コーナーにします。いつも質問の時間をとれていませんので、この機会にご質問にお答えします。具体的な検査問題の内容に関することや、著作権に抵触することについてはお答えできませんが、それ以外のご質問には可能な限りお答えしたいと思います。
[事務局からお知らせ]
本講座では、皆さまからの質問を募集いたします。事前にいただいた質問は、当日大六先生から直接お答えいただく予定です。たくさんのご質問をお待ちしています。
講師:大六一志先生(日本臨床発達心理士会茨城支部 支部長)
【大六一志先生のプロフィール】
博士(心理学)。公認心理師。臨床心理士。臨床発達心理士。特別支援教育スーパーバイザー。東京大学大学院人文科学研究科博士課程心理学専攻修了。東京大学大学院助手、武蔵野女子大学人間関係学部講師、助教授、筑波大学心身障害学系講師、准教授、教授を経て、2016年3月退職。WISC-IV、WAIS-III、WAIS-IV、WPPSI-IIIでは日本版刊行委員を務める。各地で健診委員、巡回相談員、特別支援教育アドバイザー、顧問等。著書・論文多数。