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古典朗読ワークショップ 『古今和歌集-序文- 〜日本最古の文学論を読み解く〜』

開催日時 19:00 20:30
定員90名
会費2200円
場所 東京都オンライン 
古典朗読ワークショップ 『古今和歌集-序文- 〜日本最古の文学論を読み解く〜』

5月に第一弾、第二弾と続けて開催し、大変好評頂きました古典朗読ワークショップ、
待望の第3回目の開催が決定致しました。

前回・前々回の講座では、『伊勢物語』の第四段・第六段を課題に、
古典文学に対する知識、解釈、時代背景、文化、感覚を、
より知覚することで、深みと輝きある表現を実践を通して体感頂きました。

今回は、日本で最初の文学論と言われる
『古今和歌集』の序文(仮名序)を課題に取り上げます。

古今和歌集は日本最初の勅撰和歌集であり、『伊勢物語』の主人公である在原業平や、
絶世の美女と言われた女流歌人・小野小町など、様々な歌人の和歌を収めた歌集になります。

「やまとうたは 人の心を種として、
 万(よろず)の言の葉とぞなれりける。」

…という冒頭から始まる序文は、和歌の本質を論じているものですが、同時に、

“和歌は人を感動させ、心を癒すものである”

という内容が記されており、現代の芸術やエンターテインメントの本質に繋がっているとも言えます。

本作品への取り組みを通じて、古典文学の美しさと共に、
“表現”そのものへの理解とパフォーマンスへの深みと輝きに繋げ、
現場でのスキルの披露、ご活躍への糧として頂けたら幸いです。

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古典朗読ワークショップ
『古今和歌集-序文- 〜日本最古の文学論を読み解く〜』

■講師
上野英二氏(成城大学教授)
野村須磨子氏(声優)

■開催日時
2021年1月23日(土)
19:00〜20:30(90分)

■開催内容
『古今和歌集 仮名序』を題材に、成城大学教授・上野英二氏による解説と、声優・野村須磨子氏との対談も交えながら、講義と朗読の実践を行います。
※課題テキストは別途送らせて頂きます。

■開催方法
オンラインテレビ会議システムである「zoom」を使用します。
※受講者の皆様には、15分前から入室頂き、接続確認と説明の時間を設けます。
※入室待機は30分前から可能です。

■対象
・俳優・声優の方、もしくは目指している方
・朗読活動をされている方や朗読が好きな方
・古典文学がお好きな方、興味がある方
・日本文化を深めたい方

■募集定員
90名

■受講料
2,200円(要事前振込)
※お支払い後のご返金は致しかねます。
※受講料をお振込み完了頂き次第、専用のURL・ID・パスワードをお送り致します。

■お申込み締切
2021年1月20日(水)23時59分

■講師プロフィール

<上野英二 氏>
成城大学文芸学部国文学科教授。
平安朝文学、特に『源氏物語』『伊勢物語』『古今和歌集』等を研究。
所属学会は中古文学会。
●著書
『源氏物語序説』(平凡社選書)平凡社刊 1995.
『佐竹昭広集 1〜5』(共編著)岩波書店刊 2009.
●論文
「日本第一の古典 古今和歌集」『成城国文学論集』第39輯 2017.
「伊勢物語のあそび」『文学』第10巻第4号・第1巻第3号 1999. 2000.
「狩と恋─伊勢物語ノート─」『成城国文学』第16号 2000.
「みよしのゝたのむのかりも—「狩と恋」拾穂—」『成城国文学』第22号 2006.
「渡河の情景—伊勢物語ノート—」『成城国文学論集』第28輯 2002.
「葦屋のさとにしるよしゝて—伊勢物語ノート—」『成城国文学論集』第31輯 2007.
他多数

<野村須磨子 氏>
声優・女優。
ぷろだくしょんバオバブ所属。
海外ドラマや洋画の吹替えやアニメーションに多数出演する他、舞台や語り・読み聞かせなど多方面にて活躍中。
●外画
『冬のソナタ』『マンマミーア』『ブーリン家の姉妹』『マトリックス・レボリューションズ』『ロード・オブ・ザ・リング』他多数。
●アニメ
『中二病でも恋がしたい』『名探偵コナン』他多数。
●舞台
『おりき』『越前竹人形』『君が人生の時』『見よ、飛行機の高く飛べるを』『近代能楽集』など劇団文化座時代を含め多数出演。

講座はオンラインなので、
パソコンやスマートフォン、
タブレットがあれば、
全国どちらからでもご参加頂けます。

この、またとない機会を、
是非とも逃さずご参加下さいませ!!

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