『学問からの手紙』　一冊の本を仲間と分かち合うことの楽しさを共有しませんか！！！　

★★★　ＦＭＩＣＳ ＢＯＯＫ ＰＡＲＴＹ ２０２１　★★★

　今月の指定図書は、人気大学教授の熱烈特別講義『学問からの手紙』です。

　一冊の本を読み、感じたこと、考えたことを自分の内に閉じ込めるではなく、仲間とワイワイガヤガヤ分かち合うことの楽しさを共有しませんか。
　この２時間で、あなたは確実に元気元気元気いっぱいになります。

　「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んでただ終わるのではなく、「人に伝える」ことによって、より理解を深め、次のアクションのための推進力にすることができる「安全な場」です。

　指定図書を読破された方は勿論、読破すると決められた方のご参加も歓迎いたします。
　皆さまには、お仲間、生徒・学生にお声かけのうえご参加ください。

　今月の課題図書の推薦者は、文教大学生活科学研究所客員研究員の米田敬子さんです。
　学問は「社会で働くため」というより「よく生きるため」、あるいは同意で「よく死ぬため」に必要なのです（89頁）。このフレーズに強く感銘を受けたそうです。
　「異分野融合の仕掛け人」としてメディアが注目している新進気鋭の宮野公樹京都大学准教授の言葉の数々は、皆さまの琴線に触れること間違いありません。
　215頁の宮野ワールドに、ぜひ、ご一緒に飛び込んでいただきたいと願うばかりです。

　ご参加の皆さまには、「勉強」と「学問」の違いについて思うところを、人生の先輩として、参加の高校生・大学生に対して２分間のプレゼンテーションしていただきます。
　高校生と大学生からは、忖度なしのコメントもらえます。

　ブレイクアウトセッションは、少人数のグループで、「勉強」と「学問」の違いについて、じっくり語りあっていただきます。
　語り足りない方には、２２時からの茶話会にもご参加ください。

■日　時　２０２１年２月２７日（土）
　　　　　 ２０：００（午後８時）～ ２２：００（午後１０時）
■使用媒体　ZOOM会議室
■指定図書　宮野公樹　『学問からの手紙』　小学館　2019.3　1400円＋税
　　推薦者　米田敬子　文教大学生活科学研究所
■発　　表　小西英行　多摩大学経営情報学部教授
　　　　　　黒沼靖史　聖徳大学附属女子中高教諭
　　　　　　小坂和輝　こども元気!!クリニック・病児保育室・理事長/院長
　　　　　　佐藤琢磨　法政大学学務部
　　　　　　大山範子　神戸女子大学古典芸能研究センター
　　　　　　城内康文　早稲田大学・学生
　　　　　　田中頌子　湘南工科大学・学生
　司　　会　高橋真義　桜美林大学名誉教授
■参加要件　指定図書を読破された方＆読破すると決められた方
■参加費　　無　料
■参加定員　１５名
■参加申込＆問合せ　yoneda@fmics.org 米田敬子
■申込締切　２０２１年２月２６日（金）

■事前課題
　１．自己紹介　４００字以内
　２．『学問からの手紙』の帯のポップコピーを考えてください。
　３．アウトプットする＝読み聞かせをしたいと思うフレーズを３箇所選んでください。
　４．お勧めの一冊を、例えば、「人生の転機が訪れた時に読んでもらいたい一冊」のような冠を付けて紹介してください。
　５．高校の「勉強」と大学の「学問」の違いについて、あなたの考えを高校生・大学生のいずれかに伝えるように２分間プレゼンテーションしていただきます。
　　　４００字以内の台本を作成して下さい。

　【参考箇所】
○８４ｐから
　現役高校生のあなたがしている「勉強」と、大学でする「学問」とはまったく性格が異なります。一言で言うなら、問題を解くという作業と問題を生むという営みの違いです。
○８９ｐから
　学問は「社会で働くため」というより「よく生きるため」あるいは同意語で「よく死ぬため」に必要なのです。学問とは生きるとは何か、死とは何か、・・・このような根源的で純粋な問いが在ると知り、終わりなきこの問いを問い続けること。
　　　－ 中略 －
　換言するなら、迷うことを正面から受け止めることができ、その迷いのありのままを抱きながら生きていけるということであり、だからこそ人には学問が（あるいは学問精神が）どうしても必要なのです。

　　　　　★　速　報　FMICS BOOK PARTY 2021.3　★
■日　　時　２０２１年３月２３日（火）午後８時～１０時
■指定図書　森山至貴 『ＬＧＢＴを読みとく』　ちくま新書　2017.3　800円+税
■推 薦 者　早稲田大学学生　城内康文