FIJでは、全国各地の中学生が社会科や「総合的な学習の時間」などの授業で身につけた地域の調べ方を活用して、地域の地理や歴史、生活・文化などを観察・調査・研究した成果を持ちより、発表し合ってきました。生徒は、地域のことを調べ、その成果を発表することにより、それぞれの地域を見直したり、地域への愛着を深めたりするようになっています。新学習指導要領では、「地域調査の手法」および「地域の在り方」を学習することになりますので、先生方にとってもよい研修・研究の機会となっています。
2020年3月に予定していた 「第18回フィールドワーク in JAPAN(FIJ)~全国中学校生徒地域研究発表会~」は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、開催することができませんでした。残念ながら今年度も実施を見送らなければならない状況ですが、今回は、FIJの活動を振り返るとともに、コロナ禍でもできる地域調査、地理院地図を活用した防災マップづくりなどの取組をご紹介させていただく会を、zoomにて開催いたします。ICTを活用するフィールドワークの実現に向けて、zoomを活用した地域調査・地域巡検の可能性についても参加者の先生方と議論したいと考えています。
ご興味のある先生方は、下記のメールアドレスへお問い合わせ下さい。よろしくお願いいたします。
記
1 日時・方法 令和3年3月7日(日)
午後1時から午後4時(予定)
zoom(ミーティングID、パスコードは
メールにてお知らせいたします)
2 FIJのご紹介
⑴ ステージ発表の部
生徒が主体的に地域の地理や歴史、生活・文化について観察、調査、研究した成果をまとめて発表。会場では、コンピュータ等を使った発表、模造紙や冊子を利用した発表、寸劇等を取り入れるなど、表現方法を工夫して 15分程度で発表。部活動、自主的なグループ、個人による取組の成果等の発表も可。発表のようすをビデオで撮影したものを会場で映写することもできる。
⑵ 地図コンクール(フィールドワーク)の部
地域調査に基づいて、その特色をわかりやすく表現し、調べた結果を縮尺の大きな地図を活用して作成。ステージ発表の部で発表に使用する地図と重複しても可。作品の大きさは画用紙から模造紙大。
⑶ ポスターセッション、ワークショップ
3 FIJに向けての指導経験のある先生方から
4 今年度の取組・質疑応答
⑴ 中野区立北中野中学校
⑵ 上里町立上里中学校
⑶ 江戸川区立上一色中学校
⑷ 筑波大学附属中学校
⑸ 上越教育大学附属中学校
⑹ その他の中学校
5 意見交換 ~フィールドワークの意義~
6 今後のフィールドワークについて
◎zoomを利用した地域調査・地域巡検の可能性
7 参加申し込みについて
メールで直接お申し込み下さい。
E-mail tfsf40アットマークgmail.com
(アットマークは@)
筑波大学附属中学校 関谷 文宏
TEL 03(3945)3458(社会科直通)
FAX 03(3945)3886
https://fij.amebaownd.com
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