FIJでは、全国各地の中学生が社会科や「総合的な学習の時間」などの授業で身につけた地域の調べ方を活用して、地域の地理や歴史、生活・文化などを観察・調査・研究した成果を持ちより、発表し合ってきました。生徒は、地域のことを調べ、その成果を発表することにより、それぞれの地域を見直したり、地域への愛着を深めたりするようになっています。新学習指導要領では、「地域調査の手法」および「地域の在り方」を学習することになりますので、先生方にとってもよい研修・研究の機会となっています。
2020年3月に予定していた 「第18回フィールドワーク in JAPAN(FIJ)~全国中学校生徒地域研究発表会~」は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、開催することができませんでした。残念ながら今年度も実施を見送らなければならない状況ですが、今回は、FIJの活動を振り返るとともに、コロナ禍でもできる地...