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1/27(木)国連制定ホロコースト国際デー2022 in 東京「ホロコースト否定論~欧米社会はどのように向き合ったか」

開催日時 19:30 21:30
定員200名
会費0円
場所 東京都品川区上大崎3-14-58 クリエイト目黒103
1/27(木)国連制定ホロコースト国際デー2022 in 東京「ホロコースト否定論~欧米社会はどのように向き合ったか」

1月27日は、国連が定めた「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」です。

ホロコーストの歴史は、憎悪や偏見、差別の危険性についての警告であると受け止めて、国や民族、信仰の違いを越えて、教育の場で取り上げることを国連は加盟国によびかけています。そして、毎年1月27日には、ニューヨークの国連本部やユネスコ、世界各地で教育事業が行われています。

​​NPO法人ホロコースト教育資料センターでは、2015年より毎年この時期に歴史を学び考えるイベントを開催しています。

第8回目の2022年は、学習院女子大学の武井彩佳教授をゲストにお迎えして、「ホロコースト否定論~欧米社会はどのように向き合ったか」と題してご講演いただきます。

昨年からパンデミックが広がるなかで、陰謀論や差別、憎しみを煽る言動などと共に、ホロコーストを否認する言説も特にインターネット上に多く存在し、国連をはじめ、世界の国々が危機意識を共有しています。ホロコースト否定の実態とは。そして、その問題に欧米社会はどのように向き合ってきたのか。共に学び、私たち自身の社会も振り返りながら、歴史との向き合い方を考えてみませんか。

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「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」とは
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「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」の1月27日は、アウシュヴィッツ強制収容所が解放された日にあたります。第二次世界大戦時にナチ・ドイツおよびその占領下のヨーロッパで起きた虐殺 – ホロコーストのなかで、約600万人のユダヤ人が殺されました。そのうち約150万人は子どもでした。他にも、障害者や同性愛者、ロマ(ジプシー)などのマイノリティの人々も犠牲となりました。2005年に国連はこの国際デーを定め、「ホロコーストと国連アウトリーチ・プログラム」を創設し、教育事業を行っています。

【会場】
オンライン (zoomウェビナーを使います)

【ゲスト講師】
学習院女子大学教授 武井彩佳さん
Professor Ayaka Takei - Gakushuin Women's College

愛知県生まれ。94 年早稲田大学第一文学部史学科卒業。2001 年早稲田大学文学研究科史学専攻博士課程修了。01~04 年日本学術振興会特別研究員。04 年博士(文学・早稲田大学)。早稲田大学比較法研究所助手などを経て、学習院女子大学国際文化交流学部教授。専攻・ドイツ現代史、ホロコースト研究。著書『戦後ドイツのユダヤ人』(白水社、2005 年)、『ユダヤ人財産は誰のものか - ホロコーストからパレスチナ問題へ』(白水社、2008 年)、『のリアルポリティクス - ドイツ人とユダヤ人』(みすず書房、2017 年)、『歴史修正主義 - ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで』(中公新書、2021 年)、訳書 D・ストーン著『ホロコースト・スタディーズ - 最新研究への手引き』(白水社、2012 年)、監訳 W・ロワー著『ヒトラーの娘たち - ホロコーストに加担したドイツ女性』(明石書店、2016 年)

【言語】
日本語と英語の同時通訳つき

【参加費】
無料
※寄付チケットあり。Kokoroの学校訪問授業に活用させていただきます。

【後援】
イスラエル大使館
ドイツ連邦共和国大使館
ポーランド共和国大使館
国連広報センター
国連グローバル・コミュニケーション局

【申込方法】
下記のリンクよりお申込みを受け付けています。
https://kokoro20220127.peatix.com/

【主催・お問い合せ】
NPO法人ホロコースト教育資料センター(愛称Kokoro)
Email : info@npokokoro.com

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